[世論ブリーフィング 79-2号] 第1次全国パネル調査の詳細分析
[世論ブリーフィング 79号] EAI・中央日報・SBS・韓国リサーチ 2010 地方選挙パネル調査
2010 地方選挙の全国情勢と特徴「地方選挙、中間審判論の風が吹くか?」
MB審判論はなぜ点火されないのか?
政府 견제심리(審判論) * 反政府世論の求心点 * 経済悪化責任の明確性 = 表쏠림
(1) 政治的要因 : 国政支持および政党支持の高空行進、MB審判論の政治的求心点がない
すでに政界内外で指摘されているように、2006年と同様のMB政権審判論の条件が票心につながると見るのは難しい理由は、何よりも政府に対する審判論が全国的、全階層的に拡散しにくい相殺要因が作用しているためである。
まず、MB政府に対する少なくない批判世論と 견제世論があるにもかかわらず、李明博(イ・ミョンバク)大統領は現在50%台に近い支持率を記録している。今回の調査でも47.8%と、相対的に高い支持率を維持している。MB政府に対する審判論が全社会的に拡散するのを防いでいる셈だ。去る2006年地方選挙の同時期に実施したパネル調査で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の支持率は35.1%で、現在の李明博大統領の支持率より12.7%ポイントも低い水準である。否定的な評価世論も63.0%で、過半数を大きく超える有権者の間に政府に対する批判的な認識が拡散していた셈だ。
[図6] MB政府審判論の抑制要因
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| 2006年 盧前大統領支持率 (5.11~12, 1299名) | 2010年 李明博大統領支持率 (5.4~6, 1,200名) |
| 盧政権審判論の投票選好 (強い求心) | MB政府審判論賛成時の投票選好 (弱い求心) |
候補者選択決定要因、所属政党要因が増加
候補者の資質 32.8%、所属政党 31.4%、政策と公約 23.8%、当選可能性 7.7% の順
今回の調査で注目すべき点は、投票する候補をすでに選択した有権者は、所属政党や政策/公約よりも候補者個人の資質を見て選択したという意見がやや多かったことだ。候補者を選択した要因を問う質問に対し、候補者を選択した有権者の32.8%が候補者がどのような人物であるかを基準にしたと答えた。所属政党を見て選択したという有権者は31.4%、政策と公約を見て選択したという有権者は23.8%と調査された。これは「何をやるか」よりも「誰がどのような政党の候補として出たか」が選択により多くの影響を与えたことを示している。「過去の選挙で候補者の資質と政策・公約が圧倒的な優先順位を占めたこととは異なり、所属政党を最優先に考慮するという回答が強化されているのだ。政党の一体感は容易に形成されないが、容易に変更されないという点で、選挙における変動可能性を弱めることになる。
[図7] 支持候補決定要因
政党支持が投票選択に及ぼす影響が大きい模様
ハンナラ党 34.5%、民主党 20.9%、無党派 31.0%と、現在の票心と正確に一致
党結束度の違い、2006年開かれたウリ党支持者のうち6人が離脱、ハンナラ党64.6%支持維持
[図8] 政党支持度
今回の調査で各政党の支持率は、ハンナラ党34.5%、民主党20.9%、自由先進党2.0%、民主労働党4.6%と調査された。今回の地方選挙での投票選好に対する回答とほぼ類似した比率である。ハンナラ党も民主党も、有権者が体感する好感度は同様に悪い水準であるにもかかわらず、このような支持率の格差が現れる理由は何か?
何よりもハンナラ党支持層の高い結束度と、過去の民主党支持層の分散が核心的な理由として指摘できる。去る2006年の選挙で開かれたウリ党候補を支持した回答者の39.8%のみが現在民主党を支持しており、10人中6人は離脱した。一方、2006年選挙当時ハンナラ党候補を支持した有権者の実に64.6%が依然としてハンナラ党を支持している。このような結束度の差が生じることには、金大中(キム・デジュン)政府登場以来、権力の座から退いていても党を維持してきたハンナラ党の場合、支持層がより強い一体感を持っているのに対し、民主党の場合、金大中政府、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府時代を経て開かれたウリ党創党、分裂、再合同の離合集散を経て、支持者の一体感と忠誠心が弱まり、支持基盤の弛緩現象が現れた結果と推測される。
ハンナラ党支持の高い凝集性と民主党支持者の分散性
[表1] 2006年地方選挙与野党支持者の2010年地方選挙投票選好変化(%)
(2) 経済的要因 : 2006年に比べて経済はより厳しい。しかし責任を問うのは難しい
- 良くしたのは地方政府、悪くしたのは中央政府のせいにする二重性
- 地方政府、中央政府ともに掌握したハンナラ党、賞罰世論の共存
前回のパネル調査で確認されたように、有権者の経済状況に対する評価によって、その責任を問う経済投票の論理が二重に作用している。すなわち、経済状況が改善されたと感じる層では、その功績を中央政府よりも地方政府やその他の経済主体に帰する一方、悪化したと認識する層では、その責任を地方政府や他の主体ではなく、相当部分中央政府のせいにする傾向が現れる。現在、地域経済であれ家庭経済であれ、以前に比べて悪化したという回答が多いが、有権者の経済認識の二重性は、2006年とは異なり、経済失敗に対する責任がそのまま与党に集中するのではなく、分散される効果として現れている。
2006年には、地方権力はハンナラ党が、中央権力は開かれたウリ党が握っている状況で、地方経済好調への功績はハンナラ党に帰し、地方経済悪化への責任は逆に開かれたウリ党に帰することで、結果的にハンナラ党への票の偏りに大きく寄与した側面がある。しかし今回の選挙では、中央権力と地方権力を共にハンナラ党が掌握しているため、経済好調への功績も悪化への責任もすべてハンナラ党に集中し、互いに相殺する力として作用しているのである。
[図9] 2006年と2010年の経済認識の変化
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| 地域経済認識変化 (5.11~12, 1299名) | 家庭経済認識変化 (5.4~6, 1,200名) |
[図10] 二重の経済責任認識がもたらした相反する投票効果 : 2006年選挙と2010年選挙の違い
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| 2006年 | 2010年 |
票の偏り現象
良くなれば -> ハンナラ党支持 (地方政府与党)
悪くなっても -> ハンナラ党支持 (反 開かれたウリ党)
票の分散現象
良くなれば -> ハンナラ党 (地方政府与党)
悪くなれば -> 民主党支持 (反 ハンナラ党)
(3) 地方選挙変数 : 現案イシューの影響力は相殺される見込み
経済および統合 : 議題設定と能力評価で優位に立ったハンナラ党
政府が最も重点を置いて推進すべき国政課題は何だと思うかという質問に対し、回答者の36.1%が「経済的二極化緩和」を挙げた。「経済成長」も15.9%と示され、依然として経済成長に対する期待水準が低くないことを確認できた。「国民統合」が12.6%と調査されたことまで含めると、大多数の国民が経済問題と社会的な葛藤緩和を注文していると見ることができる。これ以外に「生活の質改善」や「政治改革」はそれぞれ9.3%と8.0%と調査された。一方、天安艦事件や南北関係の緊張にもかかわらず、国家安全保障の強化や南北関係の改善といった安保関連の国政課題は、優先順位が後退していると調査された。
支持政党別で多少の差が見られた。まず、ハンナラ党支持者の場合、経済関連の国政課題と国家安全保障強化を選んだ回答者の割合が相対的に高く 나타났다。民主党支持者は、政治改革や生活の質改善を選んだ割合が相対的に高かった。32.2%に達する無党派(支持政党がない+分からない/無回答)は、経済成長においてはハンナラ党支持者と、国家安全保障強化や生活の質改善においては民主党支持者と類似した回答傾向を見せた。しかし全体的に、経済的二極化解消、成長、国民統合を重視する認識は共通して確認される。
[図11] 最優先国政課題
3大課題および安保/国際競争力など外交安保に対する問題解決能力 : ハンナラ党が優位
政治改革と南北関係の課題は民主党優位。優先順位で後退
国政課題別に、その課題を解決できそうな政党を比較すると、ハンラ党の強さが確認できる。ハンナラ党は国民統合はもちろん、国家安全保障の強化まで、比較的均等な回答率を得た。しかし、民主党は南北関係の改善と政治改革においてのみハンナラ党を上回る結果となった。
したがって、二極化の解消、経済成長、国民統合などのアジェンダや外交安保の議題が浮上する場合、ハンナラ党に有利な選挙局面が展開される可能性が大きい一方、政治改革や南北関係のアジェンダが浮上すれば民主党に有利な状況と評価できる。しかし、これらの議題を最優先事項として挙げた回答は13.8%に過ぎず、選挙アジェンダ競争においてはハンナラ党が優勢な状況と見ることができる。
【図12】最優先国政課題
※5%以上の回答率を得た政党のみを含む
地方選挙6大イシューの影響力
無償給食 > 4大江事業 > 世宗市事業 > 全教組名簿公開 > 天安艦事件 > 盧前大統領死去の順
今回の広域団体長選挙で支持候補を決定するにあたり、各イシューをどの程度考慮したかを調査した。調査の結果、無償給食 > 4大江事業 > 世宗市事業 > 全教組教師名簿公開 > 天安艦事件 > 盧前大統領死去の順で考慮しているという回答率が高かった。
【図13】イシュー別地方選挙投票選択時の考慮事項
この中で、無償給食、全教組教師名簿公開などの場合は賛否の立場が拮抗している一方、4大江事業の場合は野党に、天安艦事件の場合は与党に有利なイシューに見える。世宗市のケースは地域によって利害が엇갈っている。
ハンナラ党の「富裕層給食論」が効果を発揮した模様
無償給食については、全学生を対象に実施すべきだという意見と、低所得層の学生に限定して実施すべきだという意見がそれぞれ47.7%と45.1%で接戦となった。イシューが登場した当初は、普遍的福祉の概念に基づき全学生を対象に実施すべきだという世論が圧倒的だったことを考えると、現在、低所得層に限定すべきだという立場とほぼ対等になったという点で、ハンナラ党の論理がその間広く拡散したことを示唆している。
【図14】無償給食に対する態度
4大江は親野党イシュー
4大江事業については、否定論または慎重論が高かった。計画通り推進すべきだという回答率は23.4%に留まった一方、推進すべきでないという回答率は37.1%、規模を縮小したり時期を遅らせたりすべきだという回答率は29.4%と、相対的に高く現れた。ハンナラ党支持者も計画通り推進すべきだという回答率が41.8%と相対的に高くはあったが、慎重論と否定論を支持する回答率もそれぞれ31.1%と15.3%あった。全体的に4大江イシューは野党に有利に作用すると見られる。
実際に4大江事業が有権者の投票選択にどのような影響を与えたかを尋ねた結果、以前と変わらないという回答率が59.6%で最も多く、以前より与党をさらに支持するようになった、あるいは野党をさらに支持するようになったという回答率もそれぞれ10.7%と14.7%で、既存の立場を強化するのに作用したことが分かる。一方、4大江事業の場合、野党から与党に支持を変えたという回答率は4.5%、逆に与党から野党に変えたという回答率は9.1%だった。野党にやや有利に作用していると言える。結局、既存の立場を強化したり、支持を変更したりする上で、主に野党側に利益がより多くもたらされていることを確認できる。
【図15】4大江事業に対する態度
世宗市効果は?
修正案減少、忠清圏/TK/湖南の反発増大で民主党有利、ソウル及び首都圏ではハンナラ党に有利
まず、時間の経過とともに世宗市修正案への支持が徐々に減少し、原案への支持が増加する傾向を示している。世宗市事業については、修正案への支持が原案への支持よりも5.2%ポイント多かった。原案支持37.4%、修正案支持42.6%、分からないという回答が20.0%となった。与野党間の利害はやや엇갈っているように見える。
地域別に見ると、忠清圏では52.1%が原案を支持し、修正案支持の34.5%を大きく上回っており、湖南では44.1%、TK地域では41.8%が原案を支持し、修正案支持世論を上回っている。逆差別への懸念が大きかったTKで修正案への反発が大きくなったと見ることができる。
しかし、首都圏では修正案への支持が10%ポイント以上先行している。ソウルでは修正案賛成世論が46.9%で原案支持の36.2%を上回っており、京畿仁川地域でも修正案支持が45.6%、原案支持が33.4%で修正案支持が多い。最近首都圏でMB政府審判論への支持世論が少なくないにもかかわらず、依然としてハンナラ党支持と大統領支持率が維持されていることに、世宗市イシューが影響していると見られる。
【図16】世宗市に対する態度
※注:11月~3月の調査はEAI・中央サンデー・韓国リサーチ定期調査(800名)
全教組教師名簿公開には賛否拮抗
裁判所の判決無視には反対世論優勢
一方、全教組教師名簿公開においても、やや엇갈れた反応が確認される。まず、教師名簿自体については賛成と反対がそれぞれ40.3%、41.6%で拮抗しており、分からないという回答も18.2%に達した。しかし、裁判所の差し止め判決にもかかわらず、ハンナラ党議員らが名簿公開を強行していることについては、よくやったという回答36.3%よりも、間違っていたという回答が49.3%で多かった。分からないという回答は14.4%だった。ハンナラ党の立場としては、下手をすると逆風を受ける可能性を考慮する必要があることを示す結果である。
【図17】全教組教師名簿公開に対する態度
【図18】裁判所の禁止判決後、ハンナラ党議員らの名簿公開に対する態度
天安艦事件に対する政府の対応「うまくやっている」41.2%、「うまくやっていない」47.5%
うまくやっていない理由「過度に北朝鮮のせいにする」56.6% vs. 「あまり様子を見すぎている」39.9%
与野党支持に影響なし65.4%、与野党の利害相殺
天安艦事件に対する李明博(イ・ミョンバク)政府の対応については、うまくやっていないという回答率が、うまくやっているという回答率よりも若干高く現れた。うまくやっていないという回答者570名を対象に具体的な理由を尋ねた結果、李明博大統領と政府の対応を否定的に見る理由については、北朝鮮に対して断固たる措置を取らず、様子を見ているからだという回答率が39.9%であり、真相が明らかになる前に、すでに北朝鮮のせいにして急いでいるからだという場合が56.6%だった。天安艦事件を巡る国民の不信が作用しており、初期の慎重な姿勢から、急速に北朝鮮原因論へと重みが移動していることに対する不安が作用した結果と見える。
【図19】政府の天安艦対応評価
天安艦事件が実際の投票選好度に与えた影響を見ると、与野党に対する支持に特に変化はなかったという回答が65.4%だったが、以前より与党を支持するようになったという回答は13.7%、野党をさらに支持するようになったという回答も10.2%で、やや与党結集に有利だったと見ることができる。しかし、野党から与党に支持を変えた場合は4.3%、逆に与党から野党支持に転じた回答者も4.8%で大きな差はなかった。総合すると、天安艦事件の場合、地方選挙に与えた影響はそれほど大きな変数にはならなかったことを示している。
【図19-1】天安艦沈没事件が政党支持に与えた影響
(4) 中央政治と地方政治要因の相互作用:地方権力審判論の拡散は未知数
中央政治要因に劣らず地方政治要因も作用
現職者への失望は審判ではなく棄権につながる
国民が今回の選挙をどう考えているかは、与野党が選挙構図を組む上で優先して考慮すべき事項である。今回の調査結果によると、国民は今回の選挙を中央・地方政府の成果に対する中間評価としつつも、自身が居住する地域の発展のために能力のある人材を選ばなければならない選挙だと、より多く共感していることが分かった。
今回の選挙の性格を問う質問に対し、中央政府の成果を評価する選挙だと共感するという有権者は全体の61.0%、地方政府の成果を評価する選挙だと共感するという有権者は61.4%と調査された。一方、地域の人材を選ぶ選挙だという点には、これより約10%多い71.8%の有権者が共感していることが分かった。支持政党別に見ると、ハンナラ党支持者の79.4%が地域の人材を選ぶ選挙だとより多く共感している一方、民主党支持者は中央・地方政府の成果に対する評価という点に、ハンナラ党支持者よりも重きを置いていることが分かった。
全体的に見ると、国民は今回の選挙を中央・地方政府の成果に対する評価と共に、今後より良い成果を上げられる能力のある有能な地域の人材を選ばなければならないと認識しているように見える。特に、今回の選挙を次期大統領選の前哨戦だという政治的性格を付与することに対しては、あまり説得力がないように見える。全体の有権者の41.1%が共感しないと調査されたからである。
【図20】2010年地方選挙の意味:中央政治要因と地方政治要因
現職者評価による投票行動の二重性:
現職者の業績評価肯定者は投票所へ、否定的な評価者は投票による審判の代わりに棄権を選択
全回答者の現職広域団体長の市政・道政運営に対する支持率は平均59.1%と示され、現職者に対する評価は全般的にかなり肯定的だった。社会階層別に見ると、大統領国政支持率のパターンと類似して、高年齢層、低学歴層であるほど現職団体長に対する支持率が高かったが、所得階層では大統領支持率と異なり一貫した特徴は見られなかった。
一方、興味深い点は、投票意向との関係で、必ず投票するという積極的投票者層では肯定的な評価者が多いのに対し、投票しないという層では否定的な評価者が多い点である。これらの結果は、広域団体長に対する肯定的な評価者は投票を通じて報いる可能性が高い一方、否定的な評価者は罰則につながらないことで、地方選挙が現職団体長に有利な地形を形成しうることを示唆している。
ほとんどの現職者がハンナラ党出身であるという点で、地方政府の業績に対する否定的な世論が投票での審判ではなく棄権につながる傾向も、政権審判論が地方選挙で投票意思につながることを妨げる要因として作用していると言える。
【図21】現職者評価別の投票意向偏差
*この本文は韓国語で書かれた原文を AI で翻訳したものです。一部の翻訳やニュアンスに誤りがある場合があります。