[第7期 EAI Academy] ② 中国の世界戦略と朝鮮半島の未来
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移動です。ようこそお越しくださいました。本日のテーマは中国で、タイトルは少々大げさですが「中国の世界戦略」です。最近、中国への関心が著しく低下し、さらには中国を非常に嫌い始めた状況ですが、後ほど申し上げますが、当EAIの世論調査によれば、中国は嫌いだが中国との関係はやはり重要だという結論でした。そうした面で、中国研究は引き続き必要だと考えられます。私が本日焦点を当てたいのは、中国に対する理解が我が国内で非常に極端な話が多く、解釈に関する論争も多い傾向にあることですが、本日主に申し上げたい方向性は、中国が語ろうとしていることを持ち込み、すなわち中国の言葉を用いて、中国がやろうとしていることは果たして何なのか、共に頭を突き合わせて解釈してみようということです。中国に対する解釈方法は多様ですが、概して現在多く議論されているのは、アメリカのやり方を通すか、あるいは
中国と、中国の挑戦に直面したアメリカが見る中国の文脈で説明し解釈しようとする傾向が強いです。しかし、私は中国地域を研究する者として、中国が明確に主張し打ち出している話があるのに、そこから出発せずに、ことさらに中国を解釈しようとすることから、いくらかの誤解や歪曲もあるのではないかと感じます。それで、本日お話しする中で、皆さんが嫌う習近平についても度々話すでしょうし、王毅についても話すでしょうが、「あの人は見た目も中国人らしくて中国の話ばかりしている、親中なのか?」と思われるかもしれません。しかし、一風変わった角度から中国を見るという観点でご理解いただければ幸いです。親中というのは、かつてはそれほど悪い表現ではありませんでしたが、親日というとやや感情が入っているように感じます。親中にはそうではありませんでしたが、親しくしているからといって、事実を見ないわけではありません。親中はどうでしょうか。親日には何かありますね。同じ
中国の世界戦略:72年の歴史とパターン
親日、親中。最近ますます「あの人親中ね」と言うと、やや良くない感情が入っているように思われます。今、この時期で最も核心的な話は、中国が今アメリカに挑戦しようとしている国家であるという認識です。それで、挑戦する中国は一体どのような戦略を持っているのか?そして中国は果たしてアメリカに取って代わり、これまでアメリカが主導してきた世界秩序に新たな変化をもたらすことができるのか?という話です。それで、まず中国の世界戦略を見るにあたり、私は可能な限り、中国が建国して以来72年間の歴史を一度、簡略にでもその推移を説明しようと思います。その推移を見れば一定のパターンが発見され、それを通じて中国が今後どのような戦略を展開するか、我々が可能性を得ることができると考えています。それで、中国式、中国が常に語る「中国の特色」という中国の言説の解釈を一度始めようと思います。そしてそれを基盤として、朝鮮半島の未来を見る上で、中国が
どのような認識と政策を持っているのかを覗いていこうと思います。朝鮮半島問題において、中国は依然として大きな比重を占める国であることは間違いありません。さて、こちらに進みますが、簡略に見ると、中国の外交戦略は、偶然にもほぼ10年単位で大きなトレンド、外交言説、また中国が提示する外交ビジョンと見なせるものが変化します。70年代は反覇権主義を主張し始めます。反覇権主義の意味は、覇権に反対するというものですが、覇権というものは非常にイデオロギーが入っているように見えます。70年代はイデオロギーが主導する冷戦時代でしたが、実はその内容を覗いてみると、覇権の対象は中国の安全保障に絶対的な脅威となる対象であり、覇権ということが重要です。
当時、中国は米ソ両大国全てと敵対的な関係にあり、絶対的な安全保障上の脅威に直面していました。外交イデオロギーは段階的な修辞のように見えますが、中国の安全保障を守るという意味が込められています。ところが、それが70年代初中盤にかけてアメリカとの関係改善が始まり、絶対的な安全保障上の脅威が相当程度解消されると、中国はそれを基盤に、ご存知の通り鄧小平が登場し、改革開放政策を開始することになります。もはや安全保障ではなく、経済発展が最優先課題となり始め、それに合致して中国は外交戦略として「独立自主外交」という路線を初めて提示します。外交路線として名前を付けたのはそれが初めてです。「独立自主外交」。ご存知の通り、鄧小平といえば開放です。開放ですが、開放するという国が同時に独立自主を叫ぶのも非常に矛盾しているように見えますが、その理由は、それほど開放が切実だったため、開放によってもたらされうる薬となる中国内部のアイデンティティ論争問題を解消しようとする一種の免罪符のような意味合いです。
我々は独立自主的に外交するのだ、と。全ての国がそうではないか?基本的な外交というのは独立自主を獲得するために行う外交ですが、あえてそれを外交の名前として掲げたのは、改革開放政策をより積極的に進める。しかし、だからといって中国の独立性と自主性が損なわれてはならない、損なわせることはない、という意味が込められています。そして90年代になると、中国は初めて「大国」という表現を使い始めます。しかし、その時の中国が「責任ある大国」という表現を使ったのは、「大国」ということに重点を置くよりも、「責任」ということに重点を置いて話したかったようです。なぜなら、80年代に中国が改革開放政策に集中する中で、中国は結局国際協力が非常に切実になったからです。それで、中国が必要とする国際経済関連の機関に積極的に参加します。ご覧の通り、IMF、世界銀行、ADB、GATT(現在のWTOの前身)といった経済関連の国際機関に、ほぼ全て80年代に参加します。しかし、経済関連機関のみに参加します。それで、中国はいわゆる
フリーライダー(free rider)であるという批判に直面することになります。国際機関に参加するのに伴う義務と責任を果たそうとせず、利益だけを得る国だという論争に陥ったため、中国は90年代に「いや、我々は責任を果たす」、そのような表現で、中国式表現で言えば「責任を負う」という表現を使うようになり、その頃、中国はご覧の通りARF、CTBT、そして社会主義条約、人権関連条約。つまり、中国が避け、深く関わってこなかった安全保障、人権関連の国際機関にも参加し始めました。覚えていらっしゃるか分かりませんが、偶然にも97年は国際社会にとって非常に大きな衝撃があった年です。
いわゆるアジア金融危機があったのですが、それまで中国が大きな役割を果たしたとは言えませんが、中国がアジア金融危機において、事実上悪化を防ぐ役割を果たした国だと当時認識されていました。それで、中国は「責任ある大国」という外交ビジョン、目標が非常にうまく活用された時期でもありました。そして2000年代に入り、中国は「崛起(じゅっき)」という、「쥐의 치(崛起)」という表現を使います。崛起。我々の言葉でどう表現するか、事実、適切な言葉がなく、しばらくの間、マスコミでもそのまま「崛起、ぐつぐつではなく、崛起、これはいったいどういう意味だ?」となりましたが、適切な言葉がなく、「そびえ立つ」「堂々と立つ」という意味です。そこにも、中国が事実、言いたかった表現は「崛起」ではなく「平和」を話したかったのです。つまり、90年代から中国は事実、別の側面から中国脅威論に苦しみ始めます。中国が台頭するにつれて、自動的に中国が国際社会にとって脅威であり挑戦になるだろうという論争が大きくなり始め、中国はそれを回避するため
に、一方では「大国ではあるが、我々は責任を果たしているので脅威にはならない」という主張をしたいがために90年代に話しました。21世紀にも「そう、我々は突然そびえ立っている。経済的な台頭が始まり、2001年のWTO加盟を基盤に中国は急成長、高度成長を実現させ始めたではないか。それで、さらに周辺国からは脅威と認識されるが、中国がやりたいのは「我々は台頭しているが、それは平和的な方法で台頭するのだから、決して脅威にはならない」ということを説明するためでした。
しかし、「平和的崛起(和平崛起)」という表現は登場するとすぐに「あれを見ろ、中国がついに筋肉を誇示し始めた、力を振るい始めた、中国は脅威だ」という論争が大きくなったため、その表現は事実、1年で有効期限が切れてしまいました。その後、2004年には「平和的発展(和平発展)」という表現に変わり始めます。いずれにせよ、中国は今、90年代以降、90年代後半から本格的に国際社会で重要な役割を担うようになり、国際機関に参加し始め、経済成長もほぼ二桁、10%成長が続く状況の中で国際社会の注目を集め、一方で危険の拡散を避けるために、そのような「責任」、「平和」といった表現を使い始めたのです。ああ、そして最近の習近平時代に入り、本格的に中国は「中国式大国外交」という表現を使い始めました。
そして国際機関参加の流れを見ると、70年代には国連以前はほぼ排他的な状況、反対する国家でしたが、80年代には中国の発展戦略に従って経済機関に限定して参加し、90年代に入ってからは前進的に安全保障や人権関連の国際機関にも共に参加し、「我々は責任ある国家になるのだ」と語り始め、21世紀に入ると、中国が主導する国際機関、さらには中国の都市名が入った国際機関まで作られる段階へと進化します。そして習近平時代に入ると、中国は新たな国際秩序、すなわち
国際秩序、既存の90年代まで、21世紀初頭までを見ると、既存の国際秩序体制の中で中国が参加し、利益を大きく拡大させ、そこで発言力を高めてきた過程だとすれば、習近平時代に入ると新たな代替的な制度や機関を作り始めます。それが代表的なのがAIIB、NDBなどです。そしてさらに、習近平時代「中国式大国外交」という表現と共に、中国は今や本格的に、本格的に既存秩序に参加し貢献する国家を超えて、新たな中国式の新たな秩序を創出しようとする意図と意図を内包した国家へと拡大しているのではないかという論争を巻き起こしてきました。つまり、これは70年の歴史をただ大きな枠組みでずっと見ていくと、流れは明らかに中国は拡大しています。国際機関での役割も大きくなり、中国の声も大きくなり、中国のビジョンもますますグローバル化しているのは明らかです。そのような趨勢を示しています。特に習近平時代に入ると、そうですね。その流れの中で非常に重要な変化が
シィンピン時代の外交課題と中国式大国外交
あります。これは表にまとめて皆さんに資料を配布しましたので、一度このように見ていただければと思います。それを今説明したのです。習近平時代が到来し、特に第2期習近平は2013年から任期を開始し、現在第3期に入っていますが、第2期以降の2020年、21年、22年、それぞれ毎年年初に外交課題を提示しましたが、ここからも一定のパターンが発見されます。ここで毎年、最初に外交課題として提示されたものが全て「国内発展」、そして21年には明記されていませんが、継続的に強調されていることの中にさらに一つ、「国家利益」、いわゆる「核心的利益」に対する中国の外交課題として共通して非常に重要で強調されているのは、大きく見ると二つ、中国の発展、そして中国の核心的利益です。核心的利益とは、いわゆるここで2022年に見ると明確に出てきますが、主権、核心とは何かと問われれば、中国の主権、安全、発展利益と名付けられています。事実上、核心的利益と言っていますが、基本的な利益です。国家が持つ最も
基本的な利益ですが、逆説的に言えば、中国はまだ基本的な国家の利益さえ守れない国だという側面が、特に主権、安全、発展。これを守ることにさらに集中しているということです。そしてその過程の中で、中国がこの流れの中で重要で重要視していることの一つが、「グローバル・ガバナンス体制の改革」です。現在のグローバル・ガバナンス体制は改革される必要がある、中国はそう考えているのです。中国の国益に合致しない、中国の体に合わない。いわゆるグローバル・ガバナンス体制というのは、アメリカが、アメリカの利益に合致するようにアメリカ主導で作られたものなので、変化した国際秩序に合わせて改革が必要だ、ということですが、そのトーンも2021年でさえ「主導的な参加をする」と話していたのに比べ、22年になると「我々が積極的に主導する」、「主導に参加するのではなく、参加を超えて私が主導する」というような、その小さな、微妙な変化ですが、事実、中国を見る上で、この言葉遣いの変化を追跡することは非常に意味が
あります。つまり、普通、我々が継続的に観察しない人から見れば、中国が言う言葉はあまりにも典型的ではないか、ステレオタイプ、一貫性があるように見えるが、あまりにも同じ話を繰り返しているだけで、何が違うのか?何が?それは単なるレトリックではないか、外交的修辞に過ぎないのではないか、という論争はありますが、研究者の立場からは、そこで何か変化を探そうとする、探せば必ず変化が発見されます。微細ではありますが、そこで中国の意図を把握できるのであり、そのような変化が、このような外交課題として毎年発表される外交課題の内容からも現れているということです。そして去年の年末には、これが中央外事工作会議というものがありますが、これは5年周期で一度開かれる会議です。つまり、5年周期で開かれる、5年間の中国の外交戦略の大きな枠組みの方向性を示すものだということであり、この会議は習近平と中国のトップリーダーに当たる政治局常務委員7人が全員参加する会議です。それで意味があると考えられます
が、2023年末にあった会議で注目されるのは、中国外交が2000年代に入ってから、中国外交に一定のパラダイムが形成され始めたことです。それは何かというと、中国は外交対象を大きく大国、周辺国、開発途上国、多国間という4つのパートに分け、それぞれの時期にどの国との関係をより重要視するかを設定し、その外交により集中する。もちろん大国、周辺、開発途上国、多国間全て重要な国ですが、その中でも特に今年はどの国との関係を重要視するかと明示しますが、例えば2014年にあった中央外事工作会議では、「周辺外交」が最も重要視され、優先されました。
いました。中国にとって周辺外交は実質的に非常に重要です。はい。周辺外交というと、その話についても非常に不快に思う方がいるようです。「周辺というのはあまりにも中華思想的ではないか?中国が中心で、残りは全て自分の周辺だと判断しているのではないか?」しかし、中国には元々その中華思想があったので、そのように解釈される余地もあり、過去には専制王朝時代にはそのような傾向が確かにありました。朝貢冊封構造の中で、階層的な国際秩序を維持してきた国家であったので。しかし、単にそれが普通の言葉として受け取れないでしょうか?我々の立場から見ても、我々を中心に置けば、中国は我々の周辺国ではないですか?
そのように表現することもできますね。いずれにせよ、そのような文脈で「周辺」という表現を使いますが、中国は世界で最も多くの周辺を持つ国、最も多くの国境を接している国家ですが、いくつの国だと思いますか?中国が国境を接している国は25カ国?あまりにも多く見積もりすぎです。私はもっと少なく見積もりますが。ああ、それは違う。多いのに。このように言うでしょうが。最初からあまりにも多く見積もりすぎるので。陸地だけを見ると14カ国と言い、海岸まで広げると20カ国。20カ国でも多くないですか?25カ国と言うと「ええ、それだけ?」と思いますね。世界で最も多い。しかし、後で家に帰って地図を一度見てください。その数の国々に囲まれていますが、事実、周辺国が多いと国家発展に役立つとも言えますね。協力の対象が周辺に密集しているので。
しかし、歴史的に見ても、現在もそうですが、中国の周辺国の中で、中国が信頼できる、中国の立場から信頼できる親密な国は事実上ほとんどありません。誰がいると思いますか?最も中国と親しい国?パキスタンくらいでしょう。パキスタン。25カ国の中で目を凝らして探してもパキスタンくらい。ある人は北朝鮮の話もしていました。北朝鮮の話は後ほど朝鮮半島の話を改めてする時に。北朝鮮も曖昧です。曖昧です。いずれにせよ、だからこそ周辺が非常に重要なのです。事実、中国はグローバル化を進めるには、まず周辺が管理されなければなりません。周辺が管理されなければ、グローバル化というのは現実には不可能です。その点でアメリカとは非常に異なります。アメリカは、ある意味では大陸自体が天恵の要塞のような場所でしょう。両側は海に囲まれ、上はカナダが守り、下はメキシコがいる。もちろん南米の方へ行くと複雑な状況はありますが、いずれにせよ直接敵対的な国と国境を接している状況ではありませんので。
中国のグローバル構想と新たな秩序創出の試み
それで、14年には周辺外交、2018年にあった外事工作会議では「大国外交」を優先するとしました。ここで大国外交とは、結局アメリカのことです。では2023年には、2023年には大国も、周辺も、開発途上国も、多国間もありませんでした。既存のパラダイムに変化が生じたのです。中国の「グローバル・イニシアチブ」を提示しました。中国がどのような対象を特定の協力対象として設定したのではなく、中国が描くグローバル・イニシアチブを提示します。このようなことをする国を我々は読み取って、我々がスーパーパワーだ、強国だと呼びます。アメリカややりそうな行動を、2013年10月に習近平は新たな関係、世界との新たな関係構築が必要だとしました。しかし、その内容は、内容はここに見て取れるようにこうなっています。平和な世界、多極化とグローバル化、開放的で包容的な包括的な経済グローバル化。この二つが核心でした。多極化、グローバル化。これが核心的な内容です。そして、それを実現したものの一つが、いわゆる中国、最近の習近平政権、いわゆる「中国式現代化建設」の
に有利な長期的な環境を作ることです。これは非常に馴染みのある表現です。これは先に言及した2020年の国内発展戦略、すなわち中国の国内発展に寄与すること、そして2022年の北京冬季オリンピックへの言及へと続く延長線上にあります。いわゆる「外交は内政の延長」という命題の中で、国内発展に適した有利な国際環境を 조성しようとすることを含んでいます。このような変化がありますが、これまで説明してきた中国の世界戦略の進化の流れ、70年の流れから現れたパターンと特徴を要約すると以下のようになります。大きな流れは、中国の国力が増強してきたことであり、その国力の増強に伴って段階的に国際体制に参加し始め、影響力を拡大してきたということです。1971年の国連加盟以前、中国は既存の国際秩序体制に抵抗する国家でした。それが1980年代の改革開放が定着するにつれて、主に経済分野に限定された選択的参加を始め、1990年代に至っては責任ある大国
論を唱え、全面的な参加を開始しました。21世紀には中国が主導する国際参加が行われ、当時の北朝鮮核兵器6者会談を主導するほどでした。シィンピン時代にはAIIBのようなものを作り始めました。このように、それなりに漸進的な発展を続けてきました。この流れを見ると、次の段階は果たして何だろうかという疑問が湧きます。シィンピン時代に中国が新たな秩序を作ろうとしているのではないかという論争を巻き起こすほど、非常に攻勢的な外交戦略を打ち出したことは明らかです。しかし、中国の目標は、実は改革や代替ではありません。
代替ではなく、新たな秩序を創出したり代替したりするのではなく、既存の秩序を補完し、そこに代替案を提示することです。当時注目されたのはAIIBでした。アジア開発銀行(ADB)が既に存在するのに、なぜAIIBを作ったのかという疑問がありましたが、AIIBが作られ大きな注目を集め、人気がありました。しかし、現在進行していることを見ると、ADBとAIIBの違いは何なのか、AIIBがADBをベンチマーキングしながら協力しているような印象も受けます。つまり、新しいものではないという印象です。既存の秩序に対する保守的なアプローチであり、これはまるでアパートを再建築するのではなくリフォームする程度に過ぎません。しかし、国際社会は中国がここで留まることはないだろうと語っています。この流れを見ると、次の段階は中国が代替や改革ではなく
全く再建築をしようと乗り出す可能性を排除できません。70年の歴史を通じて、中国はそれなりに段階的な発展を遂げてきました。中国が現在提示している「現代化強国」という国内発展ビジョンの目標時点は2049年、すなわち中国建国100周年となる時点です。あと約25年残っています。もし中国の世界戦略の流れを25年以降まで考慮するならば、その時に再建築をすることも可能だと見なすことができます。もちろん、その間に多くの変化が必要となるでしょう。最も大きな前提は、過去70年、あるいは改革開放以降40年間、中国が見せてきた驚異的で急激な成長が持続することです。また、アメリカが現在よりも急激に衰退しなければなりません。しかし、習近平時代の状況は
非常に挑戦的な提案をしていますが、習近平時代到来以降、中国の経済成長率は急激に低下し、一部では「ピーク・チャイナ」を語るほど、中国が終わったという状況もあります。したがって、中国がこのような段階を継続できるかは非常に疑問です。第二に、中国が引き続き台頭し、それにふさわしい役割を拡大させてきたことは明らかです。しかし、まだ徹底的に中国は既存の国際体制秩序内での成長です。中国が既存秩序を変えなければならないと語ったこともなく、変えようとする言動をしたこともありません。中国は「反覇権、独立、自主、責任ある大国、平和的崛起、中国式大国」などの話をしました。その内容を詳しく見てみると、中国がやろうとしていることは、中国の富国強兵を実現するために安全保障を守り、外部からの内政干渉を避け、国際社会により積極的に参加するために
責任を負うということです。また、中国の台頭は決して周辺国や他国にとって脅威にならない平和的な方法で進められるだろうと説得しなければならないと考えました。中国式大国外交とは、結局、中国がいわゆる「トゥキディデスの罠」という、強国の悲劇という挑戦に直面していることを迂回したり遅延させたりしないならば、ここで成長が止まってしまうしかないかもしれないという危機感の中で出てきた内容だと考えます。しかし、国際社会は中国が「独立大国」、「崛起大国」、「外交」にばかり注目しているのではないかという疑問を抱いています。その流れの中で注目すべき変化が確かにあります。特に習近平時代には、あまりにも多くの変化が今進行しています。我が国と国際社会が中国を嫌いになった出発点に習近平がいるということは決してありません。習近平時代には、外交言説にも非常に多くの変化があります。まず、ビジョンと
シィンピン時代外交言説の過剰と特徴
言説が多すぎます。例えば、2010年の内容には「平和的崛起」、「平和的発展」程度があります。習近平時代には、列挙するのが困難なほど多くの言説を投げかけました。「新興国際秩序」、「人類運命共同体」、「グローバル・ガバナンス体制改革」、「グローバル発展戦略」、「グローバル発展イニシアチブ」、「グローバル安全保障イニシアチブ」、「グローバル文化イニシアチブ」など、数多くのものを放出しました。さらにはそれを解釈する小冊子が中国から出るほどです。なぜでしょうか?「平和的崛起」という言葉もあります。その内容には複雑な内容が非常に多いです。代表的な「人類運命共同体」は後ほど説明します。
その内容も後ほど説明します。特徴を見ると、言説が過剰になっているという解釈が分かれるほど過剰になっています。もう一つの特徴は、先に言及した「独立、自主、責任ある大国、平和的崛起」まで、中国が先に台頭を実施し、台頭が決して脅威や挑戦にならないということを国際社会に説得するための言説が出てきたということです。しかし、習近平時代には、あらかじめ先手を打って「我々は今後こうするだろう」と提示します。以前はそうではありませんでした。進化しましたが、「進化してみよう」とか「我々の成長は平和的にしてみよう」といった文脈から出た話であれば、習近平時代には「今後こうする」とあらかじめ投げかけ始めました。そういう意味で、習近平時代とその前は非常に異なるということは明らかです。中国が今や自ら絵を描き、設計図を提示する国になったのです。国際社会の変化に対応し、適応し、従うのではなく、まるでトランプが「アメリカ・ファースト」を叫んだように、習近平の
いわゆる「中国式大国外交」は、「チャイナ・ファースト」や「グローバル・ビジョン」または「グローバル設計図」ではありません。「グローバル」という名前は非常に多く入っています。先ほど言及したGDI、GSI、GNIなど、「グローバル」が全て入っています。その内容を見ると、「人類運命共同体」、「新興国際関係」、「新興大国関係」などがあります。内容を見ると、全て中国が台頭し、今後さらに台頭しなければならず、その台頭に適した国際環境を 조성しようとする試みです。例えば、「新興国際関係」という表現を使いますが、これは強国中心の政治であってはならないという意味です。中国が主張するアメリカの一方主義、覇権政治を牽制しようとしています。アメリカが中国に干渉することを阻止しなければならないと語ります。中国は中国式体制、独特の中国の社会主義一党体制をそのまま維持しながら成長できる環境と条件を作り出さなければならないという必要性が込められています。
いるのです。「新興大国関係」も同様です。大国関係は、強国政治が結局、勢力遷移の過程で戦争が避けられないということが旧来の国際関係であれば、旧来の大国関係であれば、中国はそれを避けることができ、避けたいのです。そうしなければ中国は成長できるからです。過去の歴史の中でアメリカに挑戦して失敗した多くの国家の事例のように、中国はそれを避けたいのです。あるいは、そのような状況を成長するまで、例えば2049年まで少しでも遅延させたいのです。最近出てきた新しい言説であるGDI、GSI、GNIも同様です。グローバルな発展は、中国の成長が脅威ではないということです。GSI、グローバル安全保障イニシアチブは、協力安全保障を通じて陣営対立と冷戦に反対するものです。冷戦反対というのは、中国の立場からは非常に重要です。後ほど、中朝関係を改めて思い出してみてください。
そしてGCI、文明イニシアチブは、成長を強調しようとするものです。事実、米中競争は戦略競争であり、利益競争の側面もありますが、他の側面では文明競争、人種競争の側面も確かにあります。冗談半分で常識的な線で話すならば、アメリカの立場から見ると、アメリカ人が現在、中国人に対して考えているよりも過度に評価し、脅威を認識し、恐れを感じる背景には、「我々が中国に負けて2位の国家になるということは絶対に想像できない」という考えが根底にあると考えています。
そうかもしれませんね。中国の台頭は歴史的に非常に独特です。近世に先進国ではない国がスーパーパワーになった事例はありません。中国は先進国とは言えませんが、強国の列に加わろうとしています。西洋諸国ではない国が覇権国の地位に近づいた事例も稀です。もちろん日本がありましたが、日本は中国ほど成長しませんでした。白人ではない国が覇権国になった事例もありません。このような文脈でアメリカの立場から見ると、アメリカはイギリスから覇権を移譲されました。覇権競争で勝って、その時、覇権勢力の移譲は歴史的にほとんど稀な戦争のない勢力移譲の過程を経たと語られています。直感的に説明する時は、人種的類似性、文明の類似性を多く語ります。
しかし、中国からアメリカへの覇権移譲は、そのような文脈で見ると絶対に容認しがたい変化です。それで、中国は文明に対する寛容、多様性などを非常に重要に強調しているようです。ここで余談ですが、「人類運命共同体」という表現があります。この表現は、中国が事実上前面に押し出している習近平時代の外交言説ビジョンです。この表現について、皆さんはどのような感覚をお持ちですか?共感できますか?良い表現ですか?それがどのような内包的意味や目的、意図を持っているのかを抜きにして、表現そのものだけを見ると、私たちが論文を書いたり、新聞記事を書いたりする時に、見出しをどうするかということが非常に重要です。ある意味で、習近平時代の見出しはまさにこれです。
そう考えているようです。習近平が演説する時、ほぼ全ての演説にこの言葉は欠かさず、何らかの形で組み込まれています。皆さんはどう感じますか?中国は昔から非同盟主義なので…今、論破しないでください…はい、そうですね。そのような意図はあると思います。しかし、感覚としては、この言葉の表現は、もし皆さんのうち誰かに、見た瞬間に「あなた、私と運命を共にするのか?」と聞いているようなものではないでしょうか?中国はこの表現を通じて何を語ろうとしているかというと、中国で解釈されるところによれば、「あなたの中に私があり、私の中にあなたがある」ということです。すなわち、中国の発展が他の国にとっても機会となるだろうし、脅威にはならず、機会になるだろうという話です。
一帯一路と中国式現代化の外交戦略
話そうとしたのです。しかし、その表現で果たして説得力があるでしょうか?中国が台頭すればするほど、周辺国は恐れと警戒、懸念を抱くのに、中国の台頭を機会だと考えろと言います。最初にこの表現が登場した時、英語では「comity with common destiny」と言いました。おそらく論争があったのか、今は「shared future for mankind」に変わりました。西洋人はこれを見ると「良い表現だね、未来を共にしようというのだね、未来を共有しようというのだね」と考えます。しかし、依然として漢字では「밍꽁티」と言います。特に韓国人や漢字を使う人にとって、「運命」という言葉を一緒に使うというのは、本当に良く、信頼し、愛する関係でしか使えない言葉ではないでしょうか?中国の学者たちと会って、私が感じた感情を話しても、そうだろうと言いながらも変わりませんでした。しかし、英語は変えました。「一帯一路」という表現も、最初は「One Belt One Road」と言いました。今はBRI(Belt and Road Initiative)です。ある人は「One」が抜けたことに意味を見出しています。昔は「一つのベルト、一つのロード」でしたが、今は全世界に拡大したので名前を変えたのだと言います。しかし、私は個人的に注目しているのは、「イニシアチブ」という単語です。最初は「strategy」という表現を多く使いました。これを文脈で見ると、中国の最初の「一帯一路」は中国の発展戦略だと考えられたようです。しかし、この話は長くなりそうですが、「一帯一路」は中国の発展戦略ですが、既存の発展戦略と違う点は、周辺隣接国にインフラを設置してあげるということです。周辺国の同意を得なければなりません。同意しなければできないのです。したがって、周辺国を説得することが
非常に重要な課題となってしまいました。それで、「これは私が自分の利益を得るのではなく、君と共に協力しようと私が提案するものだ」という意味をより強く与えるために、「イニシアチブ」という言葉に変えたようです。トーンダウンしたのです。しかし、出発点は「一帯一路」は中国の新たな成長動力を確保するための発展戦略、すなわち中国の利益を増やすためのものでした。中国は1978年から2000年代半ばまで一貫して輸出主導型の経済成長戦略を展開しました。しかし、その戦略が行き詰まったのです。それで、中国はその成長のために国内の不動産バブルを引き起こし始めました。しかし、バブルが弾け始めました。不動産バブルを事前に予見し、積み上げられた過剰設備資材を回収する方法を探していたところ、結局は海外へ行こう、海外インフラ建設にこの設備資材と労働力を活用して新たな成長を見つけようと始めたのが「一帯一路」だと解釈します。しかし、それがうまくいかないので、今度は「イニシアチブ」と言い、今は外交戦略として
変わりました。外交戦略として大きく変わり、かなりの部分、お金を稼ぐどころかお金を使っても非難される、いわゆる周辺国を負債の罠に陥れているという批判に直面している課題です。この話をする理由は、内容を見ると、中国の習近平時代のビジョンは一風変わっていますが、内容は以前と大きく変わらないということです。中国の発展のための対外環境を 조성するということを目標とし、国際社会の支持と自発的な広報を引き出すことができる、国際社会が同意できるグローバルな言説やビジョン、設計図を提示しているわけではないようです。
できていないと見るべきか、そうではないと見るべきかについては論争があるかもしれません。しかし、私の考えではそうではありません。ただ「チャイナ・ファースト」で富国強兵を実現しようという目標に留まっているようです。リーダーになるということは、そういうものではないでしょうか?常識的に考えて、リーダーになるには、「私がリーダーになったら、この組織を、この国家と社会をどのように発展させるか」ということを提示しなければなりません。私を支持して、私を選んでくれと訴えなければなりません。私がどれだけ豊かに暮らせるかを説明しては、リーダーにはなれません。私だけが豊かに生きようとしてはいけません。しかし、中国が今やっていることは、グローバルな言説のように見えますが、内容を見ると、「私だけ豊かに生きる。私だけが豊かに生きられる環境を私は作り続ける」ということに留まっているのではないか、という考えがします。ならば、それは中国の一定の限界を示しているのではないでしょうか。体格は大きくなっていますが、それで、中国の限界、構造的な限界があると考えています。構造的な限界です。中国は強国を実現するまで、まだ非常に多くの時間と
そして空間が必要に見えます。現在の状態はナンバー2とは言えますが、アメリカを超えるまで経済格差はますます広がっています。成長が重要です。成長が重要であれば、中国のように国境が複雑な国々は、まず周辺地域を安定化させることが非常に重要です。中国の成長は過去もそうでしたし、今も、そしてこれからも避けられません。中国が開放を叫ぶように、国際協力は重要な内容です。国際社会の反対と拒否、抵抗の中で成長することはできません。しかし、一方で中国は依然として核心的利益を守らなければならないという課題を抱えています。
そして空間が必要に見えます。現在の状態はナンバー2とは言えますが、アメリカを超えるまで経済格差はますます広がっています。成長が重要ですね。成長が重要であれば、中国のように国境が複雑な国々は、まず周辺地域を安定化させることが非常に重要です。はい。そして中国の成長は、過去もそうでしたし、今も、そしてこれからも避けられませんが、中国が開放を叫ぶように、国際協力は重要な内容です。はい、国際社会の反対と拒否、抵抗の中で成長することはできません。しかし、一方で中国は、中国は依然として核心的利益を守らなければならないという課題を抱えています。
中国の核心的利益と脆弱性
中国が脅威的に感じられるほとんどの内容は、中国が核心的利益だと主張することです。我々の核心的利益を侵害しているから、我々はアサーティブ(assertive)になるのだ、と。国際社会は中国が元々アサーティブだと感じています。台湾問題、南シナ海、日本との尖閣諸島問題、北朝鮮問題など、中国が核心的利益だと考えるものは、中国の主権と領土問題であり、これは譲れない一線です。
本来、強者はマジノ線を引きません。小学校時代、先生が男女のペアを作ってくれる時、わざと女の子のペアが好きで、机を女の子の机の方へ押して越えようとする友達がいました。すると女の子が「ここを越えたら指を刺す」のように線を引きます。
すると、その男の子は「やってみろ」と言って線を越えます。すると女の子は指を刺します。しかし、ほとんどの場合、男の子は少し後ずさりして、線を再び引きます。つまり、マジノ線というのは、刺されるか、後ずさりせざるを得ない状況を前提としています。もし中国が核心的利益だと主張する台湾にアメリカが武力を行使したら、中国はアメリカと戦争するでしょうか?
そうではありません。これは中国の脆弱性を示しています。さらに、台湾、新疆、チベット、香港などは、中国がまだ近代国家の基本的な主権体制を完全に備えていないことを示す、未熟な強国であることを露呈しています。習近平主席が誰であろうと、これを譲ることは困難です。すでに中国内部で愛国主義と民族主義を高揚させているため、習近平主席が台湾問題で譲歩すれば、体制に大きな傷を負うことになります。また、周辺の感情が複雑であるという点も考慮しなければなりません。いずれにせよ、中国には限界があります。時間が10分しか残っていません。
したがって、習近平主席のグローバル言説は国内向けであり、国内発展が最優先です。最近、中国は「新たな質的生産力」と「高品質な発展」を強調しています。これは解釈の余地を残し、私のような人々が食べていくための表現です。簡単に言えば、先端技術革新を通じて技術自立を実現し、中国経済を復興させるということですが、これは非常に時間がかかるでしょう。
アメリカが先端技術と貿易を強力に統制する状況で、中国が独自の技術自立を実現できるかについては論争が続いています。中国の宇宙船「嫦娥」が月の裏側の写真を初めて送ったり、アメリカの制裁対象だったファーウェイが突然新型スマートフォンを発売したりするなど、サプライズを見せることもあります。しかし、李克強前首相が「職人が10年間、刀を研ぎ澄ませて良い剣を作る心境で技術自立を実現する」と語ったように、これは非常に長い時間がかかるでしょう。
技術移転に依存せず、中国独自の力で技術自立が可能かどうかは分かりませんが、米中競争の中で中国には他の方法がありません。そのためには、国内資源を国内発展に集中し、対外的には低コストの関係を維持しなければなりません。対米戦略においても、最近の3原則5つの共同声明不問(5個の共同不文)への言及がありました。特に「5つの共同不問」は、新冷戦、中国の変化不可、同盟を通じた中国反対、台湾独立追求不可、中国との衝突不可などです。
これは、中国の脆弱な部分に触れなければ、相互尊重と平和、共存で協力できるというメッセージです。しかし、5つの共同不問の内容は、中国体制の変化の試み禁止、習近平体制の維持、台湾問題への不干渉、同盟結集を通じた圧力自制など、切実なものに聞こえます。
中国と感情移入して切実だと感じるかは分かりませんが、スーパーパワーであるアメリカの立場から見れば、そのように表現することはやや奇妙に見えるかもしれません。しかし、中国は時間を稼ぎたいようです。アメリカはこれ以上時間を与えると中国が逆転される可能性があるという恐れから、時間を与えられないと考えています。一方、中国はアメリカを超えるつもりはないと語ります。この表現をどれだけ信頼できるかは疑問です。いずれにせよ、中国はアメリカに対して依然として攻勢に対応する立場にあり、これは70年以上続いています。結局、アメリカが中国の脆弱性を刺激しなければ、中国はアメリカに挑戦しないでしょう。
台湾問題の場合、中国が先に引き起こした事例は稀です。アメリカが台湾の独立を煽ったり、軍事支援を強化したりすれば、中国はこれを主権と領土侵害とみなし、対応します。このようなパターンによって、台湾問題は高まっています。しかし、危機が高まれば、アメリカ、中国、台湾の全てが現状維持に戻ります。
中韓関係の構造的問題と地政学的含意
台湾問題は、究極的には解決できない難問であり、アメリカ、中国、台湾の全てがそれを知っています。台湾が中国に服属するか、完全に独立するかは現実的に不可能です。次に、中韓関係を見てみましょう。世論調査の結果、韓国人の中国に対する嫌悪率は70%に達しますが、80%以上は依然として重要だと考えています。
これは、「嫌いな国とどう関係を維持するか」という難しい課題に直面していることを示しています。まるで社会生活で嫌いな人と一緒に仕事しなければならない状況のようです。中韓関係は感情の問題ではなく、構造の問題であるため、より深刻です。2000年代から中国の台頭が始まり、中韓関係は徐々に悪化し始め、これはTHAAD(サード)の対立を通じて現実的に確認されました。我々の対中外交は事実上、対北朝鮮政策に依存してきました。
中国の学者はこれを「異床異夢(いしょういむ)」と表現しました。韓国が構造的に中国と異なることを確認するきっかけとなったのは、中国の予想よりも早い台頭でした。最も重要な変数は地政学です。
中韓関係を見る上で、交流や指導者間の接触は二次的な問題です。中韓関係に絶対的な影響を与えるのは地政学です。中国の立場から見ると、鄭明時代から日清戦争、日中戦争、朝鮮戦争まで、全て勢力移譲の過程でした。現在我々が生きている世界も勢力移譲の過程の中にあり、これは稀な経験です。我々は歴史的な岐路に生きており、これは子孫に重要な話をしてくれる歴史的な体験です。
米中が争う過程を見ると、朝鮮半島は毎回、重要な勢力移譲の過程で戦場となりました。中国はこれを経験しているので、北朝鮮が好きだからではなく、地政学的な理由で韓国との関係を考慮します。習近平主席は「中韓関係は引っ越せない隣人」と言いますが、地中海沿岸のヨーロッパのように引っ越したいという願いもあります。我々の祖先は、痩せた貧しい朝鮮半島で国家を維持させてきました。しかし、我々は再び新たな危機に直面しています。
天安艦、延坪島、THAAD(サード)配備など、中韓の代表的な紛争事例は全て構造的な問題であり、米中競争と北朝鮮の挑発から始まります。北朝鮮の挑発は瞬く間に米中競争の問題に変わり、これは朝鮮半島の宿命です。したがって、北朝鮮の挑発を管理しなければならない理由がここにあります。
THAAD(サード)の対立も北朝鮮の核実験のために発生しましたが、すぐにアメリカの空母進入問題に発展し、米中の問題となりました。今後も北朝鮮の挑発は米中競争の様相を呈する可能性があります。韓国人の中国に対する感情が悪いということは流動的かもしれませんが、関係が悪化したのは構造の問題です。したがって、隣国との協力が不可避な状況で感情を放置してはなりません。
2013年、バイデン当時副大統領は韓国に「うまく味方につけ」と言いました。当時、韓国はAI(アジアインフラ投資銀行)への加入、中国の戦勝記念日への参加、FTA(自由貿易協定)締結など、中国との関係強化を模索していたからです。10年後、シン・ハイミン当時駐韓中国大使は韓国に「中国が敗北することに賭けるな」と言いました。これは韓国が直面している現実です。韓国国民の世論は中立を支持しており、賢明な選択をしています。
流動的であるべきであり、変化しうるので、それほど深刻に考える必要はありません。しかし、なぜ悪化したのかを見てみると、全て構造の問題です。単なる感情の問題ではありません。それで、非常に警戒しなければなりません。この悪化する感情を放置してはならないという考えに至ります。放置すれば、隣接し協力が不可避な国と、ずっと嫌いなままでいる状況をどう解消するのか、ということが直面する課題です。記録があったのですが、これは単に見て通り過ぎろということでしたが、ちょうど10年の差がありました。2013年にバイデンが訪問して「賭けの話をしました。うまく味方につけ。あの時が朴槿恵(パク・クネ)大統領がAI(アジアインフラ投資銀行)に加入しようとし、中国の戦勝記念日に参加しようとし、中国とのFTA締結をしようとする動きが見えたので、アメリカが韓国を圧迫するために「賭けをうまくしろ」と、非常に親切なふり、親しいふりをして手をしっかりと握っていましたが、言葉は荒々しかったです。ちょうど10年経って、これはあまりにも最近の話なのでよく知っているでしょう。今、終わって人気が終わり、帰国しました。シン・ハイミンが我が国の外交部代表を
会って「賭けろ」と言いました。内容をあえて全て言葉通りに書きましたが、言葉遣いが少し違います。バイデンはアメリカに味方につけと言いました。シン・ハイミンは10年前に我々の話を聞いていたのか、知っていたのかはよく分かりません。知らないでしょうが、「中国が敗北するだろうということに賭けるな。我々は滅びない。」といった表現です。これが今、韓国が直面している現実です。韓国の選択は、世論調査の選択は、意外にも国民は世論は非常に賢明です。中立をしなければならない。
対北朝鮮外交に埋没した中韓関係
最近、中立意見が減少しており、これは反中感情と関連があるものと見られます。相当期間60~70%を占めていた中立意見が減少し始めたのです。最後に、北朝鮮問題が続く中で、過去32年間、我々の対中外交は事実上、北朝鮮核兵器外交であったと言っても過言ではありません。北朝鮮の核が高度化したため、我々の対中外交は失敗したと見るしかありません。1992年の中韓修交以降、1993年から北朝鮮に対する制裁があり、中韓修交直後から中韓外交の最も重要なイシューは北朝鮮問題、北朝鮮核兵器問題でしかありませんでした。それにもかかわらず、現在の中韓関係が置かれている局面の重要な理由の一つは、我々の対中外交が過度に、対北朝鮮外交に埋没してしまったという点です。我々の外交を振り返ると、中韓関係に対する戦略的な熟考はありませんでした。初期の中韓関係は飛躍的に発展しました。
過去20年間の韓中関係の発展は、経済論理が作り出した自然な発展と見ることができます。隣接する大国が急成長するにつれて、我々の輸出戦略と合致し、相互補完的な関係の中で急成長しました。特に政策的な努力はありませんでした。我々の政策は、北朝鮮問題に対して中国が役割を果たしてくれることを願うことでした。結局、中国が北朝鮮に影響力を行使して核を放棄させ、さらには北朝鮮が崩壊して統一を助けてほしいということでした。進歩政権であれ保守政権であれ、大きな違いはありませんでしたが、方向性は異なりました。保守政権は例外なく、北朝鮮に対する政策として圧迫・封鎖政策を打ち出しました。そして結局、中国が裏口を閉ざせば北朝鮮は崩壊するという確信を持っていました。朴槿恵(パク・クネ)大統領がなぜ中国との関係に集中したのかが分かる部分です。李明博(イ・ミョンバク)大統領も同様でした。
進歩政権はむしろその逆でした。北朝鮮に対する政策が包容政策であったため、中国とは政策的に収斂する部分がありました。そのため、中国との関係は重要ではなく、むしろ米国を説得することが重要でした。米朝関係の改善に集中し、北朝鮮を開放へと導くために中国と協力しようと努力しました。いずれにせよ、中国に対する中国の意図を深く考えずに、我々の意図を実現させるために一方的な対中外交をしたのではないかという気がします。中国は今でも録音機を再生しているかのように建設的な役割をすると主張していますが、我々はそうではないと考えています。私はその違いが、我々の目的と意図、そして中国がやろうとしていることとの間の違いから生じると見ています。中国はやったと考えていますが、我々は中国がやったこともあったと考えています。これが中国がやったことです。
中国の北朝鮮体制維持戦略と首脳会談
1994年、2018年、2019年、2013年、2017年の事例があります。二つの大きな共通点があります。1994年、2018年、2019年は中国が役割を果たし、動いた時期です。中国が朝鮮半島問題でパッシングされるかもしれないという懸念を最も代表的に示したのが2018年です。2018年に南北、米朝首脳会談が開かれました。習近平主席は、執権後7年間、北朝鮮を訪問しなかった唯一の中国指導者です。同時に、北朝鮮より韓国を先に訪問した唯一の指導者でもあります。習近平主席は2018年に立て続けに4回も金正恩(キム・ジョンウン)を中国に呼び寄せました。「お前は米国と近すぎるのではないか?私と少し話そう」という意味でした。2003年、2017年の事例は共通点があります。中国が役割を果たします。6者会談も開催しました。2017年には現在維持されている対北朝鮮制裁について、中国が米国よりも
米国と協力して非常に迅速に高強度の制裁合意を導き出しました。二つの共通点があります。米国が北朝鮮に対して物理的な攻撃をする可能性があると判断される時、中国はまず動いてそれを阻止しようとします。つまり、北朝鮮体制が消滅の危機に瀕しているか、あるいは朝鮮半島における中国の役割と地位が縮小する時に、中国は役割を果たします。中国はそれを自身の建設的な役割だと考えています。中国が何をしようとしており、何に関心があるのかを知る必要があります。そうして初めて、我々が交渉できるものがあるはずです。我々は無条件に「核を放棄させろ、お前は核を放棄させることができるのではないか」と言いますが、そうではないようです。朴槿恵(パク・クネ)大統領の時は、中国が我々の統一を支持すると準備していました。
いいえ。地政学的な変数があるため、中国がいかに北朝鮮を嫌っていても、習近平主席が北朝鮮を嫌っているのは事実のようです。だからといって、北朝鮮を崩壊させたり放棄したりすることはありません。地政学的に可能な方法があるとすれば、韓米同盟が廃棄されるか、在韓米軍が撤収する程度でしょう。これは私が想像したことではなく、昨年亡くなったキッシンジャー博士の話です。キッシンジャーのディール、実に70年間もそのようなディールが好きだったのに、死ぬ前まで朝鮮半島のビッグディールを話していました。米国が朝鮮半島から撤退し、中国は北朝鮮の核を廃棄させるという条件で。事実、現実的にその方法しかありませんが、それも現実的ではありません。中朝関係は不在の問題だとしました。
中朝関係において私が関心を寄せている部分は、首脳会談です。中国の指導者がどこかを訪問しなければ会えないからです。最近の首脳会談は、多国間会談の中で二国間会談を行うという特徴があります。多国間会談があまりにも多いためです。中朝首脳会談がほぼ定期的になされるべきですが、そうでない場合があります。3回、中韓修交直後、そしてシィンピン執権後です。シィンピン執権後の中朝関係には、明らかに異常な兆候があります。中韓修交直後に中断された理由は明確です。今は理由が分かりませんが、首脳会談が行われていません。2019年には4回も呼びましたが、今は4~5年間、全く首脳会談がありません。しばしば韓国語だとされますが、おそらく私の考えでは、シィンピン主席が韓国に来られたら、皆様は歓迎するでしょうか?無礼な態度を取るでしょう。いずれにせよ、シィンピン主席はそれを恐れているようです。歓迎されないだろうという恐れです。いずれにせよ
習近平主席が今回韓国に来るなら、私の考えでは北朝鮮を先に訪問するでしょう。北朝鮮を先に訪問してから韓国に来るでしょう。来年のAPECには習近平主席は欠かさず参加しました。そうであれば、その時に来るべきです。そうであれば、その前に北朝鮮に行く可能性はないでしょうかという個人的な考えです。いずれにせよ、そのような首脳会談の意味がありますが、ある年に3回以上行ったこともあります。ちょうど3回あります。朝鮮戦争前後に、そして2000年代に金正日(キム・ジョンイル)から金正恩(キム・ジョンウン)への世代交代が進む時点です。その時点では分かりませんでした。なぜあんなに頻繁に会うのか。ちょうど3回会って間もなく金正日が死亡しました。それが3代世襲問題、そして米朝関係です。これだけでも中国が北朝鮮をどのように見ているかが象徴的に分かるのではないかと思います。お疲れ様でした。
中国特色大国外交の持続可能性と中韓関係の設計
イ・ドンリュルEAI中国研究センター所長は、既存の国際秩序内で影響力を拡大してきた中国が、習近平執権期に入り、中国特色大国外交や中国優先主義など、代替的な国際秩序の言説を提示する段階に至ったと指摘します。しかし、このような言説が国際社会で普遍性を確保し、周辺国との葛藤や国際社会の反中世論を管理しながら持続できるかは、慎重に見守る必要があると説明します。イ所長は、韓中関係の悪化が米中関係、北朝鮮核問題など、外生的な変数の影響を受けた構造的な問題だと診断し、両国間の短期的な葛藤解消と中長期的な関係設計を並行して推進する必要があると強調します。
■移動率 東アジア研究所 中国研究センター所長、東徳女子大学中国語中国学科教授。
*この本文は韓国語で書かれた原文を AI で翻訳したものです。一部の翻訳やニュアンスに誤りがある場合があります。