[世論ブリーフィング 第141号] 朴槿恵(パク・クネ)大統領の光復節演説・安倍首相の談話に対する韓中日の知識人の認識調査
EAI・言論NPO共同
朴槿恵(パク・クネ)大統領の光復節演説・安倍首相の談話に対する韓中日の知識人の認識調査
プロジェクト紹介
2015年8月15日、朴槿恵大統領は光復70周年記念式典での「8・15慶祝辞」で韓日関係に対する立場を発表し、安倍首相も終戦記念日を控えた8月14日に「終戦70周年談話」を発表した。今回の両首脳の発表に対する韓中日の知識人の評価および意見を把握するため、EAIは日本の言論NPOと共同で調査を実施した。
調査概要
1. 8・15を記念した両国首脳の発表に対する評価
・安倍首相の談話に対し、韓国より中国の方が肯定的に評価(韓国5.7%、中国21.4%)
・日本は肯定評価45.6%、否定評価41.7%
・韓国は安倍首相の談話からアジア侵略戦争に対する反省をほとんど感じられず
・朴槿恵大統領の光復節慶祝辞、韓日ともに半数近くが肯定的評価(韓国48.4%、日本56.0%)
■ 安倍首相の「戦後70年談話」は、発表前から韓中日を含む各国の外交戦略や東アジア情勢と関連して、極めて大きな関心を集めていた。EAI・言論NPOでは、8・15を記念した韓日両国首脳の発表について、韓中日の知識人はどのように評価しているかを調査した。まず、8月14日の終戦記念日を一日前に控え、安倍首相が「戦後70年談話」を発表したことについて、韓中日の知識人の大多数が認識していることが明らかになった。韓国は96.9%(154人)、中国は91.4%(308人)の回答者が安倍首相が談話を発表したことを認識していると回答した。
■ 安倍首相の談話についてどのように評価するかという質問に対し、日本では半数近くの45.6%(肯定的に評価する23.8%+概ね肯定的に評価する21.8%)が肯定的に評価していた。しかし、否定的な評価をする回答者も41.7%(概ね肯定的に評価しない12.4%+肯定的に評価しない29.35%)に達しており、日本国内で安倍首相の談話に対する肯定的な世論と否定的な世論が半々に分かれていることがわかる。
■ 安倍首相の談話について、韓国と中国でもそれぞれ尋ねた結果、韓国ではわずか5.7%(9人)の回答者のみが肯定的に評価し、大多数の回答者(132人、83.0%)は否定的に評価していた。中国でも否定的に評価する回答者が56.9%と半数を超えたが、肯定的に評価する回答者も21.4%おり、中国の方が韓国より肯定的に評価していることがわかった。
■ 中国と韓国におけるこのような違いは、安倍首相の談話にアジア侵略戦争に対する反省の内容が含まれていたかどうかの質問に対する調査結果からも同様に示された。韓国の大多数の回答者(141人、88.7%)が反省の内容が十分ではなかったと回答したのに対し、中国では侵略戦争に対する反省が十分だったと回答した回答者が20.8%(70人)で、韓国の2.5%(4人)と比較して、談話内容を肯定的に考えている回答者が多かった。
[図1] 安倍首相「戦後70年談話」に対する認知度(%)
[図2] 安倍首相「戦後70年談話」に対する評価(%)
[図3] 安倍首相談話におけるアジア侵略戦争への反省の有無(%)
■ 安倍首相の談話発表の翌日である8月15日に、朴槿恵大統領は「光復節慶祝辞」で韓日関係に対する立場を表明した。これに対する韓日の調査参加者の反応は同様に示された。韓国では48.4%、日本は56.0%の回答者が肯定的に評価していた。ただし、韓国の場合、否定的に評価する回答者が31.5%(50人)で、日本の15.0%(46人)の約2倍の高い割合の回答者が朴槿恵大統領が示した韓日関係の立場に対し、残念な思いを表明した。
[図4] 朴槿恵大統領「光復節慶祝辞」における韓日関係発表への評価(%)
2. 韓日両首脳の発表が両国関係に与える影響
1) 安倍首相の談話
・自国と日本の関係改善に役立つだろう、韓国6.3%、中国29.3%
・日本、韓日関係に役立つだろう27.7%、中日関係に役立つだろう36.1%
■ 今回の調査に参加した各国の知識人のうち、韓国が安倍首相の談話が自国と日本の関係改善に役立つだろうと回答した割合が最も低かった。より具体的に見ると、韓国の場合、役立つだろうと回答した回答者は一人もおらず、概ね役立つだろうと考えている回答者は10人で6.3%に過ぎず、役立たないだろうと考えている回答者は74.9%(概ね役立たないだろうと考えている34.0%+役立たないだろうと考えている40.9%)に達した。一方、中国では過半数の回答者が関係改善に役立たないだろうと回答したが、回答者の29.3%(役立つだろうと考えている5.0%+概ね役立つだろうと考えている24.3%)が役立つだろうと考えていた。
■ 日本の知識人に、安倍首相の談話が自国と韓中両国の関係改善に与える影響について尋ねた結果、どちらとも言えないと回答した割合が35.1%(102人)と最も高く、予測または判断を保留する回答者が多いことがわかった。韓中両国との関係改善に役立つ内容だと回答した回答者と役立たない内容だと回答した回答者の割合はそれぞれ25.4%、25.1%と似ているが、韓国または中国のみに役立つ内容だと回答した割合まで考慮すると、関係改善に肯定的な影響を与えるだろうと期待する回答者がやや多かった。その中でも、韓日関係改善にのみ役立つ内容だと回答したのはわずか2.3%であったのに対し、中日関係改善にのみ役立つ内容だと回答した割合は10.7%と、今回の安倍首相の談話が韓国よりも中国をより意識して発表されたと認識している回答者がやや多いことがわかった。
[図5] 安倍首相の談話が自国と日本の関係改善に与える影響(%)
[図6] 安倍首相の談話が自国と韓国・中国の関係改善に与える影響(%)
2) 朴槿恵大統領の光復節演説
・韓日関係の改善に役立つだろう、韓国43.4%、日本49.6%
■ 朴槿恵大統領の「光復節慶祝辞」が韓日両国の関係改善に役立つ内容であったかどうかの調査結果も、以前の演説に対する評価結果と同様に示された。韓国では43.4%(役立つだろう5.7%+概ね役立つだろう37.7%)、日本は49.6%(役立つだろう9.5%+概ね役立つだろう40.1%)の回答者が韓日両国の関係改善に役立つだろうと考えていた。一方、役立たないだろうと回答した割合は、韓国では29.6%(概ね役立たないだろう18.3%+役立たないだろう11.3%)であり、日本は14.0%(概ね役立たないだろう3.6%+役立たないだろう10.4%)にとどまった。日本の場合は、安倍首相の談話と同様に、今回の演説がどのような影響を与えるか判断できないという回答者が32.3%(99人)と、回答者の中で高い割合を占めていた。
[図7] 朴槿恵大統領「光復節慶祝辞」が韓日関係に与える影響(%)
3. 結論
■ 今回の調査を通じて、朴槿恵大統領の慶祝辞については韓日ともに半数近くが肯定的に評価していることがわかった。安倍首相の談話については、韓国の場合、大多数が否定的に評価しており、日本が十分に反省していないと認識していることが明らかになり、中国も半数以上が否定的ではあるが、韓国に比べて肯定的であることがわかった。一方、日本では肯定的な評価と否定的な評価が半々に分かれる様子が見られた。
■ これと同様に、朴槿恵大統領の慶祝辞については韓国、日本それぞれ43.4%、49.6%の回答者が韓日関係に役立つだろうと回答し、安倍首相の談話については、韓国では大多数の回答者が韓日関係に役立たないだろうと認識している一方、中国では30%程度の回答者が中日関係に役立つだろうと考えていることがわかった。日本の場合は、韓国または中国との関係改善に役立つだろうと考えている回答者が合計回答者の38.4%に達し、肯定的な効果を期待する回答者が多いことがわかった。その中でも、中日関係にのみ役立つだろうと考えている回答者の割合が10.7%で、韓国の2.3%の4倍以上高く、安倍首相の談話が韓国よりも中国との関係により有利に発表されたと認識していることがわかった。
■ 本調査は、8・15を記念した韓日両国首脳の発表に対する韓中日の知識人の世論を把握するため、EAIと言論NPOが共同で実施した。韓国での調査は8月20日から22日、日本と中国での調査は8月18日から21日まで、短期間で各機関の活動参加者を対象にオンラインで調査されたため、調査方法および調査対象による誤差が存在しうるという限界がある。
*この本文は韓国語で書かれた原文を AI で翻訳したものです。一部の翻訳やニュアンスに誤りがある場合があります。