[世論ブリーフィング 第110号] 2012年総選挙・大統領選挙 第1次パネル調査の主要結果
[世論ブリーフィング 第110号] EAI・SBS・中央日報・韓国リサーチ 共同 2012年総選挙・大統領選挙 パネル調査
1. パネル調査と研究陣
2. 第1次調査 主要結果
I. パネル調査と研究陣
1. パネル調査
■ EAIの選挙パネル調査は、SBS、中央日報、韓国リサーチと共同で、2006年の第4回全国地方選挙で韓国初のパネル調査手法を導入して実施したことに始まる。パネル調査は、特定時点の投票選好のみを把握する一回的調査の限界を乗り越えることができる、事実上唯一の調査方法である。個々の有権者の態度の変化とその様相を正確に把握できるだけでなく、時間経過に伴う票心の変化の原因を精緻に分析することが可能だからである。
■ EAIは、2006年のパネル調査以降も、SBS、中央日報、韓国リサーチと共同で、2007年の大統領選挙、2008年の総選挙、そして2010年の地方選挙でもパネル調査を実施し、選挙研究と選挙報道に新たな地平を開いたとの評価を受けている。パネル調査の成果は、2012年の総選挙と大統領選挙でも引き継がれるであろう。EAIは、SBS、中央日報、韓国リサーチと共同で「2012年総選挙・大統領選挙パネル調査」を実施する。調査回数は、4月11日の総選挙と12月19日の大統領選挙を考慮した計7回であり、このために総勢2,000名の有権者パネルを募集した。
(1) パネル調査の実施
■ EAI、SBS、中央日報、韓国リサーチ共同の2012年総選挙・大統領選挙パネル調査は、計7回(wave)実施する。第1次調査は、4月11日総選挙の選挙運動期間が始まる3月29日直後から開始され、調査対象有権者パネルを募集し、総選挙候補者の支持と政党支持といった投票行動を中心に調査する。第2次調査は、4月11日総選挙直後に、投票行動、評価、そして大統領候補支持について問う。大統領選挙の150日前から20日前まで実施される第3次調査から第5次調査までは、12月19日の大統領選挙に関連して、大統領候補の仮想対決とともに各種イシューについて調査する。大統領選挙7日前に実施される第6次調査では、選挙予測とメディアの影響について、そして大統領選挙直後には最後の第7次調査を通じて、今回の選挙に対する評価と次期政府の国政運営に対する期待と展望を問うであろう。
[図1] パネル調査の実施と主要調査内容
(2) パネルの構成と特性
■ 済州島を含む全国から募集したパネルの規模は、計2,000名である。これらのパネル募集は、地域、性別、年齢変数に加え、学歴、職業、そして住居占有(持ち家、 전세、 월세)形態までを考慮し、2010年の統計庁人口住宅総調査の結果を反映して行われた。このうち、まずパネル募集を地域別に見てみると、仁川(インチョン)と京畿(キョンギ)が569名で最も多く、ソウルが416名である。釜山・蔚山・慶南(プサン・ウルサン・キョンナム)が317名、大邱・慶北(テグ・キョンブク)が207名、光州・全北・全南(クァンジュ・チョンブク・チョンナム)が205名、そして大田・忠北・忠南(テジョン・チュンブク・チュンナム)が202名である。江原(カンウォン)は61名、済州(チェジュ)は22名である。
■ 性別と年齢層別のパネル構成を見てみると、まず性別では、女性が1,010名、男性が990名である。年齢層別では、19歳から29歳が369名、30代が411名、40代が440名、50代が378名、そして60歳以上が403名である。
[図2] パネルの構成
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| 地域別 | 性別 (%) |
| 年齢層別 (%) | |
2. 研究陣
■ イ・ネヨンEAI世論分析センター所長(高麗大学)とカン・ウォンテクEAI市民政治パネル委員長(ソウル大学)を中心に、2004年の地方選挙パネル調査から参加してきた研究陣のほとんどが参加しており、キム・ジュンソク(東国大学)、パク・ウォノ(ソウル大学)、ユン・グァンイル(淑明女子大学)、チャン・スンジン(国民大学)教授は新たに加わった。全体の参加者数は計23名である。
■ 委員長:イ・ネヨン EAI世論分析センター所長(高麗大学)
■ 研究陣:カン・ウォンテク(ソウル大学)、クォン・ヒョクヨン(高麗大学)、キム・ソンテ(高麗大学)、キム・ミンジョン(慶熙大学)、キム・ジュンソク(東国大学)、パク・ウォノ(ソウル大学)、パク・チャンウク(ソウル大学)、ソ・ヒョンシン(誠信女子大学)、ユン・グァンイル(淑明女子大学)、イ・ゴンス(EAI)、イ・ウジン(高麗大学)、イ・ヒョヌ(西江大学)、イム・ソンハク(ソウル市立大学)、チャン・スンジン(国民大学)、チョン・ウォンチル(EAI)、チョン・ハヌル(EAI)、チ・ビョングン(朝鮮大学)
■ メディア:シン・チャンウン(中央日報)、ヒョン・ギョンボ(SBS)
■ 調査チーム:キム・チュンソク、オ・スンホ、ユ・ソクサン(以上、韓国リサーチ)
3. 第1次調査の概要
■ パネル規模:全国に居住する満19歳以上の有権者2,000名
■ 標本抽出:地域、性別、年齢、学歴、職業および住居占有形態の変数を考慮した割当抽出(Quota Sampling)
■ 抽出誤差:無作為抽出を前提とした場合、95%の信頼水準における最大許容標本誤差は±2.2%
■ 回答率:8.3%
■ 調査期間:2012年3月30日から4月1日まで(3日間)
■ 調査方法:コンピュータを利用した電話面接調査
■ 調査機関:(株)韓国リサーチ
II. 主要結果
1. 投票意向と投票行動
投票決定の核心要因、政党要因よりも候補者要因
■ 第19代国会議員を選ぶ4月11日総選挙で、「必ず投票する」と答えたパネルの回答率は75.5%である。中央選挙管理委員会が4月1日から3日まで全国の有権者1,500名を対象に実施した調査で、必ず投票すると答えた回答率58.1%と比較すると、17.4パーセントポイント(p)高い割合である。「おそらく投票するだろう」の回答率は12.4%で、「まだ決定できない」の8.4%、「おそらく投票しないだろう」の1.8%、そして「投票しない」の1.6%と比較しても高い回答率を示した。それだけ、「EAI、SBS、中央日報、韓国リサーチ共同2012年総選挙・大統領選挙パネル調査」に参加しているパネルの政治に対する関心と態度が積極的であることがわかる結果である。
■ これらのパネルの投票決定基準を見てみると、候補者個人の要因が所属政党の要因を圧倒していることがわかる。候補者の所属政党を見ると答えた回答率は18.5%であったが、候補者の能力と経歴を基準にするという回答率は36.0%、候補者の理念と公約は20.4%、候補者の道徳性は19.7%、候補者の当選可能性と出身地域がそれぞれ2.0%と0.6%であった。結果的に、候補者個人の要因を基準にするというその他の1.9%と不明/無回答の0.9%を除いた残りの回答率のうち、すべて78.7%で所属政党の要因よりも2倍以上高く 나타났다。
セヌリ党と民主統合党、地域区と比例区ともに超接戦
50代以上はセヌリ党、49歳以下は民主統合党
■ 明日が投票日だと仮定した場合、地域区国会議員選挙でどの政党の候補者に投票するかを調査した。調査結果は、セヌリ党と民主統合党候補間の回答率が超接戦状態にあることがわかった。セヌリ党候補に投票するという回答率は全体30.0%であり、民主統合党候補は29.0%であった。両党候補の回答率と同様に、まだ決定していないという回答も29.3% 나타났으며、今回の総選挙結果の予測が容易ではないことも予告している。
■ 比例代表国会議員のための政党投票の場合でも状況は同様であった。セヌリ党に投票するという回答率は全体31.9%であり、民主統合党に投票するという場合は31.2%であった。まだ決定していないという回答は23.0%であった。
■ 全体の回答率の接戦状態とは異なり、年齢層別の結果では明確な差を見出すことができる。投票する地域区議員の所属政党について、20代の場合、セヌリ党を選んだ回答率は10.6%であったが、民主統合党を選んだ場合は32.9%である。30代では両党間の差が発生し、セヌリ党は19.6%、民主統合党は37.7%であった。40代も20代と30代と比較して両党間の回答率の差を縮小したものの、依然として10%以上の差をつけ、セヌリ党22.0%、民主統合党35.0%となった。セヌリ党と民主統合党の差は50代と60歳以上で逆転する。実際の50代ではセヌリ党が41.8%であったのに対し、民主統合党は23.8%であった。60歳以上ではセヌリ党が51.9%、民主統合党が16.8% 나타났으며、セヌリ党の立場から見ると、20代から40代で失った票を相殺する形となっている。
■ 投票する比例代表政党の場合でも、地域区議員所属政党の結果と非常に類似した結果を見出すことができる。20代ではセヌリ党が10.6%、民主統合党が37.8%である。30代はセヌリ党が18.9%、民主統合党が36.8%であり、40代ではそれぞれ24.9%と36.2%で、依然として民主統合党の優位が続く。しかし、50代と60歳以上では状況が逆転し、セヌリ党が民主統合党を大きな差でリードしていることがわかる。50代ではセヌリ党を選んだ回答率が44.0%であるが、民主統合党の回答率は26.4%に低下する。60代以上では回答率の差がさらに広がり、セヌリ党の回答率が56.6%である一方、民主統合党の回答率は20.3%に留まる。結果的に、セヌリ党は50代以上で、民主統合党は40代以下で相対的に大きな支持を得ていることを確認できる。
[図3] 年齢層別地域区および比例代表投票選好(%)
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| 投票する地域区議員所属政党 | 投票する比例代表政党 |
20代・30代の隠れた票の効果
■ 投票所にどの年齢層の足がより多く向かうかが、両党間の議席数を分ける一つの基準となることもわかるもう一つの重要な変数は、「まだ決定していない」と答えた、すなわち浮動層の回答率29.3%である。地域区議員候補者の選択でまだ決定していないと答えたこれらの29.3%を年齢層別に見てみると、20代が42.8%、30代が30.3% 나타났다。60歳以上の22.7%と50代の25.3%とは差を見せる。
■ 比例代表を選出するための政党投票でも状況は同様である。20代の34.4%、30代の26.2%がまだ決定していないと答えた一方、60歳以上での回答率は16.6%、50代での回答率は18.6%で、20代や30代と比較して相対的に低い回答率を示している。
[図4] 年齢層別地域区および比例代表選挙浮動層(%)
■ これらの20代と30代のうち、「必ず投票する」と答えた積極的な投票層の回答率はそれぞれ62.1%と63.3%で、60歳以上の91.3%や50代の81.4%と比較すると相対的に低い割合である。残りの選挙運動期間中の状況によっては、これらの20代と30代が投票所に向かう可能性も排除できない。実際に、「おそらく投票するだろう」の場合、20代の回答率が19.6%、30代の場合19.0%で、50代の9.9%や60歳以上の3.4%と比較すると比較的高い回答率を示している。しかし、これらの隠れた票が民主統合党に有利に働く可能性がより大きく開かれているとしても、実際の票に結びつく行為、すなわち20代・30代の投票所への行列が現実化しなければならないという前提がある。
[図5] 年齢層別投票意向の主要特徴(%)
2. 公認候補者選定結果の評価と選挙展望
失望的な公認候補者選定結果
■ 今回の総選挙を控え、セヌリ党も共に民主統合党も公認作業の混乱に見舞われた。両党とも公認革命を掲げたが、主流的な評価は「竜頭蛇尾」であった。パネルの評価も、良かったという評価よりは悪かったという評価が優勢であることが示された。相対的に共に民主統合党の公認結果に対する評価がより否定的である点が、違いと言えば違いである。共に民主統合党の公認については、悪かった(非常に悪かった+あまり良くなかった)という評価が40.7%で、良かった(非常に良かった+概ね良かった)という評価の27.1%より13.6%ポイント(p)高かった。セヌリ党の場合、悪かった(非常に悪かった+あまり良くなかった)という評価は32.7%であり、良かった(非常に良かった+概ね良かった)は32.4%であった。
■ もちろん、このような評価は支持政党によって一定の違いを示す。まず、支持政党別に見ると、セヌリ党支持者はセヌリ党の公認について良かった(非常に良かった+概ね良かった)と答えた場合が65.2%で、悪かった(非常に悪かった+あまり良くなかった)の17.8%より47.4%ポイント(p)高かった。共に民主統合党支持者は、良かった(非常に良かった+概ね良かった)が19.3%であったのに対し、悪かった(非常に悪かった+あまり良くなかった)は44.5%であった。
■ 共同民主党支持者は、共同民主党の公認について良かったと答えた回答者の割合は47.3%であったが、悪かったと答えた割合も38.0%と、9.3%ポイント(p)の差しかなく、低くない回答率を示した。一方、セヌリ党の公認については、良かったという評価が20.6%であり、悪かったという評価は42.8%であった。共同民主党の公認がセヌリ党と比較して、支持者からでさえ大きな歓迎を受けられなかったことを示す結果である。
【図6】セヌリ党公認結果評価(%)
注)良かったは非常に良かったと概ね良かったを合わせた結果であり、悪かったは非常に悪かったとあまり良くなかったを合わせた結果である。
【図7】共に民主統合党公認結果評価(%)
注)良かったは非常に良かったと概ね良かったを合わせた結果であり、悪かったは非常に悪かったとあまり良くなかったを合わせた結果である。
共に民主統合党+統合進歩党は肯定的だが、第一党の可能性はセヌリ党が最も高い
■ 今回の総選挙で、共に民主統合党と統合進歩党が候補単一化をしたことについては、50.7%が望ましい(非常に望ましい+概ね望ましい)という立場である。望ましくない(全く望ましくない+あまり望ましくない)と答えた場合は27.2%であった。このような評価は、両党の支持者から顕著に現れている。共に民主統合党支持者からは75.9%、統合進歩党支持者からは89.8%の回答率で望ましい(非常に望ましい+概ね望ましい)という評価を受けたからである。
■ しかし、このような共に民主統合党と統合進歩党の候補単一化にもかかわらず、第一党の可能性はセヌリ党で最も高かった。46.3%がセヌリ党が第一党になると予想したからである。共に民主統合党を挙げた割合は39.1%で、セヌリ党と比較して7.2%ポイント(p)低い割合であった。
■ このような見通しは、セヌリ党支持者からより強く現れていた。セヌリ党支持者のうち74.5%がセヌリ党が第一党になると予想したからである。共に民主統合党支持者のうち、セヌリ党が第一党になると予想した回答者の割合は32.4%であった。逆に、共に民主統合党が第一党になると予想した回答者を見ると、共に民主統合党支持者の比率は59.9%であった。セヌリ党支持者の比率は13.3%に過ぎなかった。それだけセヌリ党支持者の結集力と自信が高いことの傍証とも言える。
【図8】第一党の可能性(%)
居住地の候補者の当選可能性でもセヌリ党候補が最も高い
■ このようなセヌリ党の強さは、パネルの居住地域区の議員当選可能性においても現れた。セヌリ党候補が当選する可能性が高いと見る回答者の割合が43.7%で、共に民主統合党の34.9%より高かった。
■ しかし、このような可能性は居住地域によって違いを示す。まず、ソウル、仁川/京畿、そして大田/忠北/忠南の場合、セヌリ党と共に民主統合党の優劣は明確ではないことが示された。ソウルの場合、セヌリ党が37.9%、共に民主統合党が40.9%であった。仁川/京畿の場合、セヌリ党が41.0%、共に民主統合党が38.8%であった。大田/忠北/忠南では、セヌリ党33.4%、共に民主統合党35.8%であった。セヌリ党の優勢地域は、大邱/慶北と釜山/蔚山/慶南で、それぞれ78.4%と68.8%であった。共に民主統合党の優勢地域は、光州/全北/全南と江原/済州で、回答率はそれぞれ75.7%と41.8%であった。
【図9】居住地域別当選可能性(%)
3. 選挙争点とイシュー
共感を得た李明博(イ・ミョンバク)政権審判論と野党無責任論
世代別差を示した李明博(イ・ミョンバク)政権審判論、世代別で均等な結果を示した野党無責任論
■ 今回の総選挙で、野党が掲げる「李明博(イ・ミョンバク)政権審判論」と与党が掲げる「野党無責任論」について調査した結果、事実上引き分けであることが示された。まず、李明博(イ・ミョンバク)政権審判論については、共感する(非常に共感する+概ね共感する)と答えた回答者の割合は、いずれも63.0%であり、共感しない(全く共感しない+あまり共感しない)は33.4%であった。
■ 野党無責任論については、共感する(非常に共感する+概ね共感する)が58.5%、共感しない(全く共感しない+あまり共感しない)が37.1%であった。両方の主張が有権者の共感を得ているという意味に解釈可能な結果である。
■ もちろん、支持政党による違いは比較的明確な方である。李明博(イ・ミョンバク)政権審判論について、セヌリ党支持者のうち共感する(非常に共感する+概ね共感する)と答えた割合は40.5%である。共に民主統合党支持者のうち81.4%が共感する(非常に共感する+概ね共感する)という立場である。野党無責任論の場合、共に民主統合党支持者のうち44.4%が共感の意思を表明し、セヌリ党支持者では73.7%の回答率を示した。
■ 両方の主張について、セヌリ党支持者からでも共に民主統合党支持者からでも、40%台の共感が形成されていることが分かる。それだけ現在の政治状況について否定的に見ている有権者が多いことを傍証すると言える結果でもある。
【図10】支持政党別李明博(イ・ミョンバク)政権審判論評価(%)
【図11】支持政党別野党無責任論評価(%)
■ 世代別による違いもまた明確な方である。李明博(イ・ミョンバク)政権審判論については、20代の73.6%、30代の75.9%、40代の69.1%が共感する(非常に共感する+概ね共感する)という立場である。50代でさえ56.7%の回答率を示し、共感しないと答えた38.8%を上回った。状況は60歳以上でようやく改善され、共感する(非常に共感する+概ね共感する)という回答率が36.9%に急減したに過ぎない。
■ 野党無責任論の場合、李明博(イ・ミョンバク)政権審判論と同様に共感が形成されているが、世代別分析結果において一定の違いも見いだすことができる。全ての世代で比較的均等に共感するという回答率が現れた点である。まず、20代の場合、共感する(非常に共感する+概ね共感する)という回答率は64.8%であった。30代は58.0%、40代は54.8%、50代は58.9%であった。60歳以上でも回答率は57.0%であった。
■ 結果的に、20代と30代が李明博(イ・ミョンバク)政権審判論と野党無責任論の両方に対して最も高い共感を示し、現在の政治状況において他の世代と比較して相対的にさらに批判的な立場にあることを示している。
力を得た経済発展イシュー
■ 重要なイシューについては、経済成長を挙げた回答者の割合が22.4%で最も高かった。地域発展/地域公約が17.8%で、二番目に高い回答率を示した。その他、熱い争点として浮上している大統領府民間人査察と権力不正を挙げる割合は13.4%、無償福祉と韓米FTAがそれぞれ13.3%と12.1%であった。北朝鮮の安保脅威(8.7%)や財閥改革(5.4%)は、他のイシューに押されている状況である。このような結果は、相対的に経済発展領域に対する有権者の期待がどれほど高い水準にあるかを推測させる。
■ だからといって、経済発展領域以外のイシューが鎮静局面にあることを意味するわけではない。一時的に水面下に沈んでいるだけで、再浮上後に再び論争が再燃する可能性も明確に内包している。韓米FTAの場合、与党案と言える原案通り施行すると、まず施行して問題点は追加協議すると答えた回答者の割合はそれぞれ8.6%と46.6%であった。野党案と言えるFTAは直ちに廃棄すべきだ、再交渉して再度批准すべきだはそれぞれ6.9%と34.9%であった。与党案と野党案が対立している状況であることが分かる結果である。■ 財閥規制については、財閥に対する規制を今より強化すべきだという意見は42.6%であった。残りの回答率は現水準維持や緩和に集中しており、立場が拮抗していることが分かる。
■ ただし、対北朝鮮政策と福祉政策の場合、相対的に一方に立場が集まることが分かる。まず、対北朝鮮政策の場合、南北間の交流と協力を強化する方向を支持する者が61.7%で、北朝鮮に対する強硬政策を維持・強化する方向を支持する者の29.8%より31.9%ポイント(p)高かった。
■ 福祉政策に対する見解においても、医療・保育・教育などの福祉サービスを全ての国民に平等に提供すべきだという立場(29.8%)よりも、緊急な部門と階層を選別して提供すべきだという立場(69.4%)が優勢であることが示された。
【図12】イシュー別態度(%)
4. 政治的効能感
「高い期待感」しかし「低い満足度」
■ 選挙における投票に対する認識と投票行為は、ともに効能感と関連していると見ることができる。今回の調査結果で示されたパネルの政治的効能感は、「高い期待感」しかし「低い満足度」と整理できる。まず、「私たちのような者は、政府のすることについて発言する資格や能力がない」については、そうではない(全くそうではない+概ねそうではない)という回答者の割合が51.8%で、そうである(非常にそうである+概ねそうである)と同意した者の45.8%より高かった。特に20代の70.9%と30代の59.6%がそうではないと答えたことで、政府の権威に対する意見表明、すなわち一種の政治参加において積極的な立場にあることが分かる。これに対し、60歳以上では41.9%、50代では37.3%がそうではないと答えており、20代と30代と比較して相対的に消極的な立場にあることが示された。
■ 投票認識においては、国民の大多数が積極的な立場にあることが分かる。「投票は非常に多くの人々が行うため、私が投票するかしないかは重要ではない」について、84.1%がそうではない(全くそうではない+概ねそうではない)と答えたからである。そうである(非常にそうである+概ねそうである)と答えた回答者の割合は15.0%に過ぎなかった。全ての年齢層にわたって同様の結果が現れていることも分かる。20代は86.8%、30代は97.3%、40代は85.9%、50代は77.8%、60歳以上は82.5%がそうではないと答えた。
■ 上記の政治的効能感に対する期待とは異なり、政治現実に対する失望感は拡大していることが分かる。「韓国では、大多数の国民の意思とは関係なく、少数の人が政治を左右する」について、82.1%がそうである(非常にそうである+概ねそうである)と答えた。そうではない(全くそうではない+概ねそうではない)と答えた回答者の割合は15.0%に過ぎなかった。それだけ政治が大多数国民の声に敏感に反応できていないという失望感が反映された結果である。
■ 政治とともに、政治家に対する失望感も国民一般に大きく広がっていることを確認できる。「一般的に政治家は当選後、選挙時の行動とかなり異なる」について、93.4%がそうである(非常にそうである+概ねそうである)と答えた。そうではない(全くそうではない+概ねそうではない)と答えた場合はわずか5.5%に留まった。
【図13】政治的効能感調査結果(%)
私たちのような者は、政府のすることについて発言する資格や能力がない
投票は非常に多くの人々が行うため、私が投票するかしないかは重要ではない
韓国では、大多数の国民の意思とは関係なく、少数の人が政治を左右する
一般的に政治家は当選後、選挙時の行動とかなり異なる
注)そうであるは非常にそうであると概ねそうであるを合わせた結果であり、そうではないは全くそうではないと概ねそうではないを合わせた結果である。
*この本文は韓国語で書かれた原文を AI で翻訳したものです。一部の翻訳やニュアンスに誤りがある場合があります。