[世論ブリーフィング 61-2号] 今後の政局予測
[世論ブリーフィング 61号] 定期世論バロメーター調査 2
1. 李明博(イ・ミョンバク)大統領の支持率上昇要因:中道実用主義/経済/対北朝鮮政策/統治方式
2. 今後の支持率変動の見通し:4大江事業・世宗市・9.3内閣改造・10.28補欠選挙の性格
合意イシューを強調する創造的実用主義を実現するか?それとも
弾劾後、立場イシューを選択した盧(ノ)前大統領の轍を踏むか?
現在の支持率を支える力が作用しているため、現政権発足以降、かつてないほど楽観的な見通しが広がっている。中道実用路線に対する多数の支持があり、国内外で経済の底を打ったという楽観的な見通しも出ている。南北関係においても、当面特別な悪材料は見当たらない。最近のG20関連外交活動で少なくない成果が浮き彫りになっていることも、支持率上昇に有利に働くと思われる。
現在の政界の主要な争点と政治日程を見ると、危険要素も潜んでいる。政治的党派性が強調される立場イシュー(positional issue)が懸案として浮上している点でそうだ。政策目標に対する多数の共通認識が形成された合意イシュー(valence issue)よりも、政治的党派性によって立場が分かれる立場イシューに注力すれば、政局は急激に冷え込んだり、苦労して得た国民の支持を一瞬にして失いかねない。
対立を誘発する立場イシューが潜む:世宗市修正/変更 41.2%、4大江事業反対 54.7%
[図1] 9.3内閣改造の評価 (%)
[図2] 世宗市論争に対する立場 (%)
9.3内閣改造以降、与野党間の政治対決が激化し、対立を誘発する政治的争点が浮上している。9月28日に国会で承認された9.3内閣改造に対する国民の評価は友好的ではない。国務総理と5つの省庁の長官に対する人事の妥当性について、妥当だったという評価は41.4%、不当だったという評価は47.4%と意見が分かれた。不明/無回答という保留的な態度も11.2%あった。政府の野心作である4大江事業については、賛成41.5%、反対54.7%と、反対世論自体が多い。鄭雲燦(チョン・ウンチャン)新任総理が発表した「世宗市変更告示案」も、立場が大きく分かれている。原案通り進めるべきだという立場が33.3%、縮小または変更すべきだという立場が41.2%、中断すべきだという立場が14.2%、不明/無回答が11.3%だった。首都圏と嶺南圏では縮小または廃止の世論が、忠清圏と湖南圏では原案維持の世論が高く、地域対立の導火線となる余地が十分にある。
10.28補欠選挙も変数「現政権の途中評価 59.9%」
10月28日の補欠選挙も変数である。国民の多数は、補欠選挙に李明博政権の途中評価という意味合いを見出している。「地域の一꾼を選ぶ選挙」という回答が33.8%、「途中評価」という回答が59.9%、不明/無回答が6.3%だった。特に民主党、自由先進党、民主労働党などの野党支持層では、65%~95%が途中評価という意味合いを付与し、補欠選挙を狙っている。支持政党がない無党派層でも、「地域の一꾼を選ぶ選挙」(30.5%)であった一方、「現政権の途中評価」(54.7%)という回答が多数を占めた。ハンナラ党支持層でのみ、「地域の一꾼を選ぶ選挙」(45.3%)と「途中評価」(49.5%)という回答が拮抗していたに過ぎない。
[図3] 4大江事業に対する評価 (%)
[図4] 10.28補欠選挙の意味 (%)
一方的な独走の誘惑を乗り越え、合意基盤の広いイシューから優先すべき
支持基盤が拡大し、政局主導権を握った時、大統領と与党は一方的な独走政治の誘惑に陥り、政治的な立場に固執しがちである。盧前大統領と過去の与党であった開かれたウリ党が、弾劾後2004年の総選挙で過半数の議席を確保した直後に急激な支持率低下を経験したのも、こうした要因が作用した。「経済を立て直せ」という多数の世論を無視し、政治的対立の火種となりやすい「4大改革法案」と「新行政首都移転」法案の貫徹に集中したことで、民心の離反が本格化した。
国内外の経済状況と安保状況が好転したとは言え、依然として不確実性が大きい。国家経済が悪化したという意見は減ったものの60%を超えており、家計経済も1年前より悪化したという回答が40%を超えている。政府の対北朝鮮政策に対する肯定的な評価は増えたが、肝心の北朝鮮の核問題については、楽観的な見通しが41.2%(近いうちに解決されるだろう 2.0%、時間がかかるが北朝鮮が放棄するだろう 39.2%)に留まった。一方、悲観的な見通しも53.8%と多かった(北朝鮮の核保有を認めざるを得なくなるだろう 34.4%、北朝鮮の拒否により事態が悪化するだろう 19.4%)。さらに、国政監査、補欠選挙、来年の地方選挙へと続く緊迫した政治日程は、大統領と政府・与党の前途が順調ではない可能性を示唆している。
かつてないほど、李明博政権の実践的かつ民意に耳を傾ける包容的なリーダーシップが求められる時期である。大統領が当選後一貫して強調してきた創造的な中道実用主義を選択するのか、それとも現在の支持率上昇を過信して過去の轍を踏むのか、注目せざるを得ない■
[図参照] 大統領支持率の変化:支持率(%)
*この本文は韓国語で書かれた原文を AI で翻訳したものです。一部の翻訳やニュアンスに誤りがある場合があります。