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[EAI Opinion Review] 米韓FTAに対する世論:国会批准時期に関する慎重論の急浮上

カテゴリー
その他
発行日
2011年8月2日

1. 米韓FTA 8月臨時国会批准と世論

8月批准賛成 25.8%、再交渉後批准すべき 46.3%、批准自体に反対 9.4%

批准時期、米議会より先んじるべき 26.2%に過ぎず

8月臨時国会開会を控え、与野党間の難航が予想される争点の一つが米韓自由貿易協定(FTA)である。ハンナラ党は米韓FTA批准同意案について、少なくとも常任委員会通過までは進めるべきだという立場である一方、民主党は「10+2案(付録1参照)」を提示し、米韓FTA協定内容に関する再交渉を行うべきだと対立している。民主党が提示した10+2案のいずれか一つでも国会で受け入れられることになれば、米韓FTA批准同意案の8月臨時国会通過は事実上困難となる。2006年6月に始まり2011年2月に完了した韓国と米国間のFTA合意文書の修正も可能になるからである。しかし、去る7月22日に企画財政部が発表した「韓・米FTA追加交渉影響分析」資料で明らかになったように、追加交渉の結果は経済的側面から見れば我が方側の譲歩が多かったのが事実である(付録2参照)。このような状況で、ハンナラ党が米韓FTA批准を強行するには政治的負担が大きくならざるを得ない。米韓FTA締結の効果が当初政府が提示した内容と異なり、これまでの交渉過程で次第に我が方側の譲歩ばかりが増えたのではないかという国民の不満と不信のためである(付録3参照)。

実際に米韓FTAの8月臨時国会批准を巡る国民の視線は否定的である。国民のうち、米韓FTAの8月臨時国会批准に賛成すると答えた回答者の割合は、回答者全体のうち25.8%である。一方、再交渉後批准すべきだという意見は46.3%となり、8月臨時国会批准に賛成するという回答者の割合よりも20.5パーセントポイント(P)高い。批准自体に反対するという意見は9.4%で、米韓FTA自体を否定するケースは少数意見に留まった。一方、不明/無回答の回答者の割合が18.4%に達した点は注目に値する。米韓FTAについて十分な知識や情報を持っていない国民がそれだけ多いという意味だからである。

批准自体には反対しないと答えた、すなわち8月批准賛成と再交渉後批准の回答者577名(回答者全体のうち72.1%)が、米国議会の批准時期と比較して回答した結果を検討した。まず、米議会と同時期だと答えたケースが41.5%で最も多く、米議会批准後だと答えた回答者は21.5%であった。米議会より先んじるべきだという回答者の割合は26.2%であった。不明/無回答は10.8%であった。このように見れば、結局米韓FTA批准自体には賛成の立場を持つ国民であっても、63.0%は米議会より先に韓国国会が米韓FTAを批准することに対して否定的な立場にあることが分かる。

[図1] 8月米韓FTA批准に対する態度および批准時期に関する認識(%)

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米韓FTA 8月批准に対する立場批准賛成者577名の批准時期

8月臨時国会で米韓FTAを批准すべきだと答えたとしても、それが直ちに米国議会より先に批准すべきだという立場を意味するわけではなかった。8月批准賛成の立場の中で、30.3%のみが米議会より先に批准すべきだと答えたからである。8月批准賛成の立場の中で46.6%は米議会と同時期を、そして14.4%は米議会批准後だと答えた。すなわち、8月臨時国会で米韓FTAを批准すべきだと答えた場合でさえ、米議会と同時期または米議会での批准後を挙げたケースが61.0%という意味である。再交渉後批准すべきだと答えたケースでも同様の傾向が見られる。米議会より先んじるべきだという回答者の割合は24.0%、米議会と同時期は38.5%、そして米議会批准後は25.3%であった。

[図2] 8月批准と再交渉後批准との批准時期比較(%)

結局、現況を見ると、8月臨時国会で米韓FTA批准同意案を処理するというハンナラ党の立場は、国民的共感を十分に確保できていないという意味である。世論は、再交渉を通じて我が方にとって不利な協定内容がないように修正・補完せよという注文である。批准時期においても、米国側より急ぐ必要はないということである。

政治的立場を離れた慎重論の拡散

イデオロギー・国政運営評価・支持政党・次期大統領選支持候補別の認識差なし

[図3] 政治社会認識特性別米韓FTA批准認識(%)

政治社会認識の背景変数として広く用いられるイデオロギー的傾向、国政運営評価、支持政党、そして主要大統領候補支持別に見た場合も、回答パターンは変わらなかった。まずイデオロギー的傾向を見ると、進歩層における8月批准賛成の回答者の割合は19.1%で、保守層における34.4%よりは低かったが、再交渉後批准すべきだという意見が41.1%であった点を考慮すれば、保守層でさえ米韓FTAの8月批准に対して否定的な立場を取るケースが多いことが分かる。国政運営評価で肯定的な評価をするか否定的評価をするかに関わらず、8月批准賛成よりも再交渉後批准を賛成する意見が多かった。さらに、ハンナラ党支持者からであれ、次期大統領候補としての朴槿恵議員支持者からであれ、8月批准よりも再交渉後批准を支持する割合が高かった。

[図4] 人口社会学的特性別米韓FTA批准認識(%)

年齢・学歴・所得・SNS利用有無による顕著な差なし

8月臨時国会会期中の米韓FTA批准同意案処理に対する否定的な認識の拡散は、人口社会学的特性や政治社会的な認識による比較分析においても同様であった。まず、人口社会学的背景変数として代表的と言える年齢、学歴、そして世帯所得と米韓FTA批准認識を比較した。ここにSNS(Social Networking Service)利用有無も加えて分析を行った。

比較分析した結果、年齢別では、8月臨時国会批准に対して50代の回答者の割合が最も高かった。50代の40.6%が賛成の立場を表明したからである。60歳以上の回答者の割合は30.2%で、50代に次いで高かった。他の年齢層ではすべて20%未満の回答者の割合を示した。一方、再交渉後批准すべきだ(29.2%)については、60歳以上でのみ8月批准よりも高かっただけで、他の全ての年齢層では40~50%台の比較的高い回答者の割合を示した。学歴のケースでは、全ての学歴において8月批准賛成よりも再交渉後批准を支持するケースが高かった。月平均世帯所得においても、8月批准賛成が再交渉後批准よりも回答者の割合で高いケースはなかった。SNS利用有無においても、利用するかしないかに関わらず、顕著な回答者の割合の差を見せたわけではなかった。

5月調査以降の慎重論の拡散

会期内批准すべき 23.9%、現政権任期内 34.5%、次期政権に延期すべき 8.8%

国内的には、枯葉剤問題の追加交渉における譲歩、米国でのFTA批准遅延などが、このような慎重論拡散の理由として見える。事実、枯葉剤問題直後に実施した5月の調査でも、既に米韓FTAを速やかに批准すべきだという世論は弱まり始めていた(EAI世論ブリーフィング第88号)。2010年10月には63.8%、2011年2月調査では65.8%に達した速やかな批准を求める世論が、去る5月のEAI世論バロメーター調査では57.8%まで低下した。また、5月調査で批准時期に関する質問で調査した結果でも、世論の慎重な立場を読み取ることができる。当時の調査では、米韓FTAの国会批准を6月会期内にすべきだという立場は23.9%であった。2011年下半期という意見も27.9%もあった。現政権任期内にすれば良いという意見が最も多い34.5%であり、ここからさらに一歩進んで次期政権に延期すべきだという立場も8.8%あった。

[図3] 米韓FTA批准に関する5月調査結果(%)

2. 米韓FTAに対する世論の歴史的変化の推移

盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権下のFTA推進以来、米韓FTAは既成事実化

だからといって、我が国民が米韓FTA自体をどう見るかの視覚が否定的であるわけではない。今回の調査でも、批准自体を反対する意見は9.4%に留まっただけでなく、過去EAIが実施した2006年7月と2008年2月の調査で、米韓FTA交渉を賛成する意見が過半数であった。まず、2006年7月にソウルで米韓FTA第2次交渉が行われた直後に実施した調査結果を見ると、賛成意見が54.4%で反対意見42.1%より高かった。2007年6月にワシントンで米韓FTA協定文に署名し、しばらく世論の関心から離れていた2008年2月の調査では、賛成回答者の割合が75.4%に達し、反対回答者の割合22.3%より3倍以上高かった。

[図6] 2006年・2008年米韓FTA交渉に対する賛否認識(%)

* 2006年7月の調査はEAI・CCGA対外認識調査

** 2008年2月の調査はEAI・CCGA東アジアソフトパワー調査

年齢・所得・イデオロギーによる分析でも賛成が反対を上回る

2006年と2008年の調査でも、今回の調査と同様に、人口社会学的背景質問や政治社会意識背景質問による回答者の割合の傾向が顕著に変わらなかったことが分かる。年齢、月平均世帯所得、そしてイデオロギー的傾向のみを見ても、全ての背景変数において両年の調査とも賛成するという回答者の割合が反対するという回答者の割合より高く現れた。

さらに、全ての背景変数において2006年より2008年に賛成回答者の割合が増加したことも分かる。実際に2008年の調査結果と2006年の調査結果との差を求めると、賛成するという回答者の割合はすべて正(+)の値を示す一方、反対するという回答者の割合はすべて負(-)の値を示した。すなわち、2006年より2008年に米韓FTA交渉に賛成するという意見が増加したという意味である。このような分析結果は、米韓FTA自体をどう見るかという肯定的な視覚においては、国民的共感が早くから、すなわち米韓FTA交渉のための交渉が開始された2006年から形成されていたことを示している。

[表1] 2006年・2008年 年齢・所得・イデオロギー別 米韓FTA交渉に対する賛否認識(%)

* 不明/無回答は分析から除外

米韓FTA批准自体については賛成世論が優勢

FTA協定批准のために利益の均衡を崩す譲歩に懸念

国民の米韓FTA自体に対する肯定的な立場は、2006年と2008年に続き2010年以降も続いた。EAIが2010年と今年の初めにそれぞれ2回ずつ、計4回にわたって米韓FTA関連質問で調査したEAI世論バロメーター調査結果のみを見ても、米韓FTAをどう見るかという我が国民の視覚がどのようなものであるかを知ることができる。2010年の2回の調査では米韓FTA交渉に対する賛否を、そして今年の2月と5月の調査では米韓FTAの国会批准に対する賛否意見で調査を行った。4回の調査結果すべてにおいて、肯定的な意見(賛成)が過半数であった。一方、否定的に見る意見(反対)は、2010年12月の調査で35.8%を示したのを最高点として、それ以上高くならずに20%台から30%台の水準に留まっていることが分かる。

[図7] 米韓FTA認識(%)

以上の分析結果から、国民が持つ米韓FTAに対するアプローチの視覚は、賛成するという立場、すなわち必要だという立場にあることは間違いないようだ。米韓両国間の利益の均衡が崩れる再交渉や、米国の批准前に韓国があまりにも先走ることへの懸念が、慎重論拡散の主な要因に見える。結果的に、8月臨時国会で米韓FTA批准同意案を通過させるためには、与野党間の舌戦ではなく、協定内容に対する十分な国民的理解と支持を確保することが必要に見える。■

*この本文は韓国語で書かれた原文を AI で翻訳したものです。一部の翻訳やニュアンスに誤りがある場合があります。

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